（株）レッスンの友社の事業停止について。

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信用調査会社の公表されたところによりますと、

ピアノの教本「レッスンの友」を出版されておりました（株）レッスンの友社

（杉並区天沼３‐２‐２、設立昭和４７年１１月、資本金1000万円、

　河村純一社長、従業員12名）は、２０１２年１１月９日に事業を停止され、

弁護士さんと今後について協議に入られたようです。



業歴４９年のいわゆる老舗でした。

６１年には弦楽専門誌「ストリング」を創刊されました。

最近では各種楽譜も出版されておられたそうです。


ただ、少子化の問題があったようで、ピアノや弦楽器の需要が

減少し続けていたそうです。

そして、東日本大震災・・・



平成濁世の日本は日に日に世知辛いようなことになっている・・・

こんな妄想にも襲われるのですが、

こういう文化の世界にもお金が落ちにくくなっているのではないですか？


このピアノの世界。

他人のことなので知りませんが、

もともと結構、大変な世界なのではないかな？と思っております。


以前、ジャズピアニストの上原ひろみさんの動画を見たことがあるのですが、

一緒に学校で学んでいる女性の演奏会に上原ひろみさんが行っているのを

映していました。


まあ、友情で・・・

こういうことだと思うのですが、その演奏会の会場はガラガラ・・・


上原ひろみさんが、友情？とはいえ、

そういう演奏会に行くということはその演奏者って

とんでもなくハイレベルな演奏者だと思うんですよ。


でも、そういう方の演奏会でさえも人はそう簡単には集められない・・・



真吾オジサンの住んでおります広島には「エリザベート音楽大学」というのがあるのですが、

以前、ご縁がありまして、そこで学ばれている女性の演奏を

そのご自宅で聴かせて頂いたことがあります。


凄いですよ。　＾＾


千手観音が演奏しているのではないのか？というくらいに

「よくこんなに忙しい音楽を演奏できるものだ・・・」

こういう気持ちにはなりますね。　＾＾


でも、こういう方でも仕事はなかなか・・・


不本意な仕事もされているようでしたからね。　＾＾：



生き残るのに必死なご時世ですので、多くの人が

「今はピアノどころではないだろう・・・」

こういう気持ちになられていましてもそう不思議ではないようにも思いますが、

まあ、しかしこういう文化も大切に思う気持ちは決して悪いものではないはずですよ。


平成濁世のこととはいえ、もう少しは心にゆとりがあってもいいように思いますね。



金・金・金のことばかりではなく、

こういう文化にも理解もあり、栄えている日本がいいなぁ・・・



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