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今回の記事は、ダイアヤンドの撥水性について書きます。

講談社の本で「ダイヤモンドの科学」という本があります。

この本の中にダイヤモンドの撥水性について 書かれてあるところがあります。

業者さんでしたら、ダイヤモンドに撥水性があることは まあご存知ですよね。

まあ、復習のつもりでご覧下さいね。 ^^





● 濡れないダイヤモンド


電気や熱の性質とともに、 ダイヤモンドで忘れてはならない特性がある。

それは、ダイヤモンドが水に濡れない、 つまり水をはじくという性質(撥水性)である。

同じ炭素からできていても石墨は水に濡れてしまうが、 これは結晶構造に由来する。

ふつうの環境下では、ダイヤモンドは 酸やアルカリ溶液にも濡れないので化学反応しない。

しかし、有機溶液や油には濡れるので、

これを利用してダイヤモンドを他の鉱物から 分離することもできる。

(略)

現在の多くのダイヤモンドは キンバーライトという岩石から採掘されている。

岩石を粉砕して、粒度をそろえ、 それらにまず水をかける。

たいていの鉱物や岩石片は水に濡れるので、

次にグリースをぬったベルトあるいはテーブルに それらを流すと、

水と油の関係でグリースにはじかれてしまい、

ベルトやテーブルには残らない。

ダイヤモンドだけがグリースにくっついて残ることになる。

こうしたダイヤモンドを物理的にはぎとって容器に集め、

グリースを溶かしてダイヤモンドを回収するのである。





こう書かれてありました。

業者さんでしたら、まあこういうことはご存知ですよね。

でも、改めて思いますが、この結晶の構造というのは 面白いですよね。 ^^

折角なので、プラチナの構造についても

業者さんは勉強されておかれるといいと思いますよ。

話のネタくらいにはなるだろうと思いますからね。 ^^



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