見せ筋について。

さて、今回の記事は、「見せ筋」について書きます。


このブログをご覧の方、

この「見せ筋（show off line）」という言葉を御存知でしたか？　＾＾


ぜひ、この機会に、話のネタくらいにはなると思いますので、

覚えておきましょうね。


「商業界編」の「商業用語辞典」から引用させて頂きますね。
 

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見せ筋　　show off line


商品には

「売れ筋」　「儲け筋」　「売り込み商品」

「死に筋商品」　「見せ筋商品」

の５種類がある。


売れ筋商品は売れている商品、

儲け筋商品は荒利益額の多い商品

売り込み商品は売りたい商品

死に筋商品はカットしたい商品である。


見せ筋というのは店の取扱商品の中でも

グレードの高い商品が多く、

店格を高めたり、

値頃の商品の売れ行きをよくしたりする効果がある。


見せ筋商品のない売り場は変化に乏しく、

面白みに欠ける。


見せ筋商品は、販売数量は少なくても、

店に欠くことのできない商品である。

---

と書いてあります。



これ、宝石の販売の現場では、ありますよね。　＾＾



高額商品の多い宝石の展示会のコーナーごとに

この「見せ筋」と思われる製品が入っているものですからね。



「こんなお値段の宝石、誰が買うのかな？」

っていうお値段の製品が

並べられてある宝石の中に混じっているでしょう。　＾＾


これ、売る方もその製品がポンポンと売れると思って

本当は展示されていらっしゃるのではないですよ。


真吾オジサンに言わせれば、これは、

顧客に金銭感覚を麻痺して頂くための仕掛けだと言っても

差支えないと思います。　＾＾


別の売れ筋商品か、儲け筋商品の一つでも、

展示したいのが業者さんの本音なのですからね。



「そんなスペースがあるのなら、本当は売れそうな製品を一つでもおきたいのだが・・・」

　　　　↓

「宝石のご購買をして頂くためには、値段のハードルがあるので・・・」

　　　　↓

「金銭感覚を、麻痺して頂くべく・・・」

　　　　↓

「見せ筋の登場！」


ということなのです。　＾＾；



宝石の業者さん何て、良かれ悪しかれ、こんなもんだと、

このブログをご覧の賢明な方は、ぜひ、ご記憶のほど。　＾＾



ということで、宝石店に足を運ばれた方は、

ある宝石にうっとりされてしまうこともあると思います。

そのこと自体は、とてもいいことだと思います。



ただ、業者さんのこうした仕掛けで、

あまり金銭感覚がマヒしないように注意しましょうね。　＾＾



多重債務者になりかねないような、

値段の宝石は買っては駄目ですよ。　＾＾



無理のないように、宝石・宝石店とは、付き合うようにしましょうね。

見栄を張り過ぎるのは、業者さんにとって、有難いことなのですが、

これも考えものですからね。


せいぜい、身の丈か、それよりちょっぴり無理をする程度で

宝石・宝石店とは付き合いましょうね。　＾＾




真吾オジサンに言わせれば、宝石店に行く前に、

ご予算を、ある程度は事前に決めておかれて、

よほど気に行った宝石に出会えても、

この予算の１５０％以上の値段の宝飾品は、

そのときは見送るようにされるといいと思いますよ。


例えば、１０万円くらいので気に行ったのがあったら・・・

と思われていらっしゃるのでしたら、１５万円までならOK !!!

２０万円くらいのでしたら、同様に、３０万円くらいはOK  !!!



この方法は、決してネガティブな発想ではないのですよ。　＾＾



寧ろ、許容性を拡げたくらいに思われると嬉しいですね。

「１０万円以上・２０万円以上なら、絶対に買わない！！」

と、肩肘を張るようなことより、

このくらいの、いい意味でのいい加減さ・許容性と

受け取って頂けると嬉しいですね。　＾＾

また、この方が、スマートな買い方・選び方だとも思いますよ。


また、ご予算の150%までと決めておかれたら、

宝石のために、生活が破綻したということにも

まずはならないと思います。



女性の方々は、ぜひ、ご参考のほど。　＾＾



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