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今回の記事も、アメリカ独立宣言についてです。
宝石メモ・ブログ アメリカ独立宣言について。 その1
前回の記事のつづきなのですが、
今回からはイギリスに対しての悪口のようなことが
つらつらと書かれてあります。
植民地とは何たるかが、わかるようにも思いますので、
まあ、ご覧になられるといいと思いますよ。
彼、イギリス国王は、
一般の福祉のために有益にして必要な法律の裁可を拒んだ。
彼は、彼の裁可あるまではその執行を停止せしめるという規定のない場合には、
その総督をして緊急の法律をも成立させることを禁じ、
しかも発効を停止しておいて、
その法律をまったく閑却しておいた。
彼は、広範な地方を人民に利用させる法律の制定を拒み、
(同法制定の条件として)人民が議会に代表を送る権利を放棄することを求めたが、
代表権は人民には最も尊いものであり、
ただ暴君にとってのみ恐るべきものである。
彼は、各植民地議会を異常にして不便な地、
また公文書類の所在地から遠く離れた地に召集せしめたが、
これはもっぱら議会をして疲労せしめて、
結局彼の方策に同意させることを目的としたものである。
彼は、各植民地議会代議院が国王による人民の権利の侵害に対して
雄々しくも反対したために、
代議院を繰り返し解散した。
彼は、このように解散したのち、
長い間選挙によって新しい代議院を成立させることを拒んだ。
その結果、本来消滅することのない立法権は
人民一般の手に復帰することとなった。
その間諸邦は外部からの侵入と内部よりの混乱という危険に
さらされることとなった。
彼は、諸邦の人口の増大の阻止に努めた。
その目的のために、
外国人帰化法の制定を妨げ、
移民の往来を促進する立法の成立を拒み、
土地の新しい取得の条件を厳しくした。
彼は、司法権の確立を期する法律に裁可を拒むことによって、
司法の執行を妨げた。
彼は、裁判官を、その任期およびその報酬の額・支払について、
もっぱら彼の一存の下に左右するようにした。
彼は、数多くの官職を新しくつくり、
新任の官吏を無数に派遣して、
わが人民を悩まし、その財産を消耗させた。
彼は、平時において、植民地議会の同意を得ることなく、
われわれの間に常備軍を駐屯させた。
彼は、軍隊をして、文官の権力より独立し、
かつ優位に立たしめるようにした。
今回はここまでにしておきましょうね。
ここに書かれてありますことを額面通りに受け取りますと、
結構酷いといいますか、姑息なこともしておりますよね。
でも、こういうことを
「でもこういうことは昔のことだよな」
このくらいに思わないようにはしたいものですよね。
まあ、兎も角、今回の記事が
アメリカがああなる背景を知るための一助にでもなれば
嬉しいですね。 ^^
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