読書家の社長さんについて。

さて、今回の記事は、読書家の社長さんについて書きます。


世間話では、社長さんの悪口をよく聞くように思います。

もうそれは糞みそに言われていることも多いように思います。


糞みそに言われてもしようがない社長さんも、

事実、非常に多いようにも思います。


ただ、そういう社長さんばかりでもないようにも思いますよ。　＾＾



真吾オジサンの経験で申し上げますと、

中小・零細企業のオヤジさんは、割と読書家で

新聞にもよく目を通しておられる方が多いように思っております。


ただ、社長さんにもよりますし、

業種によってもその傾向があるところとないところがあるように思います。



宝石の業界の零細企業のオヤジさんでも、

よく勉強をされておられる方はいらっしゃいますよ。


一方で、目の前の販売のことと、テレビで放送されることにしか

関心のない宝石屋のオヤジさんもいますけどね。　＾＾；


このような、販売とテレビのことに多くの関心がある宝石屋さんのオヤジさんがいる背景は、

宝石業界の社長さんは営業畑が多いことにもあるように思います。


営業では、世間話が多くできることも大切ですからね。

世間話では、新聞や本の話よりも、テレビの話が多いとしたものですからね。



読書家の宝石屋さんのオヤジさんは、真吾オジサンの経験で申し上げますと、

割と、話せる社長さんが多いように思います。

そんな傾向があるように思います。


反面、煮ても焼いても食えない読書家の宝石屋のオヤジさんも、

まあ、勿論いますけどね。　＾＾；



でも、不思議なことに、この読書家の宝石屋さんの社長さんの会社でも

倒産したところが、ここ数年で何件かありました。


これは真吾オジサンには、非常にショックでした。



ぼんくら社長のところの会社が倒産すると、

「ああ、あっこが・・・、社長があの調子ではね・・・」

くらいに思うものなのですが、

この読書家の社長さんの方には、真吾オジサンの目には

決定的な弱点はないように思っていたのです。


経理・財務の知識もあり、商品に対する知識も豊富な方で、

仕事も長年の経験も有しておられる、真面目な社長さんでした。


「多少、新しい情報には、疎いところがあるかな・・・」

くらいのことは感じましたが、まあ５０代の社長さんだったのですが、

５０代の方としては世間並みのことで、

その社長さんが殊更、新しい情報に疎いという風でもなかったのです。


世間話でも「あの男は真面目な男だから」と言われている社長さんでした。

真吾オジサンも、その社長さんと話をしても、

「まあ、無茶苦茶なことをするような社長さんではないな」

くらいに思っていたのです。


ところが、倒産されたのです・・・



呉服屋の社長さんでも、これと似たようなことがありました。

この呉服屋さんの社長さんも、よくものを知っている方だったのですが、

やはり倒産されました。

この社長さんは、新聞のことも、よ～く目を通しておられる方でした。

世間の裏事情にも通じているようなところもある社長さんでもありました。


にも関わらず・・・



こういう読書家の社長さんが、減ることは残念なことのように思います。

真吾オジサンはそう思います。


こういう人材が社会にもっと多くいてほしいと思っておりますし、

真吾オジサンに言わせれば、こういう方が倒産ということになるのは、

勿体ないのです。


真吾オジサンの経験で申し上げれば、こういう読書家で博識の方は、

世間では非常に少ないのです。


「頼むから、おまえは本の一冊でも読んでくれ！」

と言いたくなるような人の方が、圧倒的も圧倒的に多いのです。


「広辞苑くらいは引こう」ということを、

大の大人に言わないとならないことが多すぎるのです。　＾＾；



消費者の方も、こうした読書家の社長さんには、

理解を示して頂きたいものです。


真吾オジサンなどは、箸にも棒にもかからないような社長・会社が生き残って、

こうした読書家の社長さんの方が憂き目を見るような現実を目の当たりにすると、

本当に遣り切れないような気になってしまいます。



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