デート商法について。

リンク・フリーです。


さて、今回の記事は、デート商法について書きます。


宝石の業界で、よく問題視されることの一つに、

このデート商法があるように思います。


しばしば、国民生活センターや、消費者問題のことが書かれてあるものに

この宝石関連のデート商法のことが書かれてあるのです。


少々古い事例なので、申し訳ないのですが、

２００５年７月３１日発行の「消費者法ニュース」に、

このデート商法の被害例が掲載されておりました。


「デート商法の甘い罠　～若者を狙う次々販売の実態～」

と題されたものです。

消費生活専門相談員の、雪美保子先生が寄稿をされておられました。


大体、このように書かれてありました。



２３歳の男性会社員が相談にいらっしゃったのです。

この男性、この１年間で総額３００万円近く、

信販の契約を結んだのですが、支払いが苦しくなったので解約したい・・・

ということだったのです。


買ったモノは、指輪・版画・スーツなどなど・・・


で、雪美保子先生は、一度、来所を促されたのです。


その男性、来所したのですが、

何と、別にもう一つ契約があると打ち明けられたのです。　＾＾；


この契約は、出会い系サイトで知り合った某社の女性に、

「私がデザインしたネックレスをつけてほしいわ」と言われて、

８０万円のクレジット契約をしたというものだったのです。


「他にローンがあって、無理」

ということで、断ろうとしたものの、

その女性は泣き出しそうな顔でこう言いだしたのです。


「私が他社のローンを解約してあげる。

　親や友達には心配するから言わないほうがいい」


で、この女、この男性の身内になりすまし、

他社との解約交渉を始めたのです。　＾＾；


しかし、上手くはいかなかった・・・


で、この女、次に考えたのは消費者センターを利用して

解約をさせようとしたのです。　　＾＾；



この女の凄いところは、以前、別の男性に、同様の手口で

消費者センターを利用していたというのです。　＾＾；


こうやって、恩？を売り、そこで自社の製品を売りつけていた・・・


図太いといいますか、しぶとそうな女ですよね　　＾＾；




その後、この消費者センターが、この問題の某社と交渉をしたのです。


しかし・・・


「その男が嫌がらずに喜んで契約した。

　嘘をついているのは、その男だ！」

ということをその業者は言い出して、交渉は難航・・・


ではということで、消費者センターで、

次に３者面談をすることにしたのですが、

その女は現れることなく、上司二人がやってきたのです。

そして、その男性を睨みつけ

「あなたが嘘を言ったので、うちの販売員は精神的に傷つき入院した」と・・・



こんなことになったのだそうですよ。　

桑原・桑原・・・といったところですよね。　＾＾；


こんなしぶとそうな女が、精神的に傷ついた・・・　＾＾；



真吾オジサンは、本当のところ、デート商法に被害者とされる人には

厳しいのですが、良くない商法ですよね。


知的障害のある青年の方で、このデート商法の被害に遭って

自殺した例もあるそうです。


真吾オジサンは、今後、さらに巧妙化したデート商法で、

高額の宝石を売りつける業者が、出てくるであろうと思っております。

大震災後ですので、まず、出てくるだろうなと思っております。


人が人を好きになる感情は、それは素敵なことなのですが、

濁世故、その感情を悪用する企業・人が多いのも、事実なのです。


夏場は出会いも多い季節でもありますので、

若い方は、今後は特にご注意のほど。



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