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さて、今回の記事は、宝石と聖書について書きます。


聖書のなかには、しばしば宝石のことが書かれてあります。


嘘を書いてはならないように思いますので、

「新教出版社」の「聖書辞典」から引用をさせて頂きましょうね。

ちなみに、この辞典は、「新共同訳」の聖書用の辞典です。




ほうせき 宝石


古代オリエント世界ではとくに宝石が賞用された。

宝石は美しい石と呼ばれ、珠玉装飾、王冠、印章、

王と大司祭の服飾に用いられた。


パレスチナへは戦利品、贈り物として導入された。

宝石の交易も記され、

イスラエル人は加工術も心得ていた。

パレスチナの発掘によって、

とくに紅玉髄、紫水晶、碧玉、めのう、紅縞めのう、翠玉、真珠、珊瑚

などを知ることができる。


聖書に記される宝石名が現在の何に相当するかは、

学者によって意見が異なる。



なのだそうです。



真珠についても、この辞典に記載されてありました。

これも引用させて頂きましょうね。 ^^



しんじゅ 真珠


聖書に多く記されている宝石のひとつ。

旧約で真珠と訳されているヘブライ語<ペニーニーム>は、

珊瑚を指すものと考えられる。

新約では真珠そのものを指し、

貴重なものとして神の国の象徴、

新しいエルサレムの門の美の象徴とされている。



Ⅰテモ2:9、黙17:4 には

装身具としての真珠が記されている。

イスラエルにはペルシア湾産のものが輸入された。



と書いてありました。

「神の国の象徴」とは凄いですよね。 ^^


日本の神様は、八百万の神々で、多すぎるくらいにいらっしゃるのですが、

西洋の神様は、一神教ですからね。

その神の国の象徴・・・


業者さんも、消費者の方々も、どうせなら知っておきたいことですよね。 ^^

一段と真珠のテリが美しく見えそうですもんね。 ^^


実は、以下に書くことで、ジュエリーコーディネーターの方は、

思いだされるかもしれませんね。 ^^


神の国の象徴は、聖書でこう書かれているのです。

これまた引用させて頂きましょうね。 ^^




マタイによる福音書 「天の国」のたとえ 13:45


また、天の国は次のようにたとえられる。

商人が良い真珠を探している。

高価な真珠を一つ見つけると、

出かけて行って持ち物をすっかり売り払い、それを買う。




真珠が、神の国ということで、

商人が、神の国にあこがれている人ということだと思います。


いい喩えですよね。 ^^


聖書の頃の時代に比べれば、

真珠は今の方が形はキレイだと思うのですが、

最近では、真珠がなかなか転売できないのですけどね。 ^^;


聖書の時代では、真珠は、それは希少価値が高かったのでしょうから、

こう喩えられたことは、非常に分かりやすい説明だったのかもしれませんね。



消費者の方は、真珠をご覧になられる機会のときは、

ぜひ、この「神の国の象徴」の話を思い出して下さいね。


ちょっとくらいは、楽しい時間を過ごせるようになるはずですからね。 ^^




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