消費者と末長く一緒に楽しむということについて。

さて、今回の記事は、消費者と末長く一緒に楽しむことについて書きます。


真吾オジサンは、宝石の業者さんは、

どうも、この「消費者と、末長く、一緒に楽しむ」という面が欠けていると思います。


当面の売り上げの数字欲しさに、小売店も卸も、欠けているように思います。

特に、絵にかいたような悪徳業者さんではなくてもそのように思います。



でも、こうなっている理由は、これらの業者さんだけにあるとも

真吾オジサンは、思ってはおりません。　＾＾


実は・・・


図々しい消費者の存在もいわないとならないように思っているのです。



然るべきお値段の宝石のお客さんは、まあ、中高年の女性としたものです。


この中高年の女性というものは、失礼ながら、

図々しくなっている方が本当に多いのです。　　＾＾；



勿論、皆さんがそうなのではないですよ。　＾＾；

ここのところは、誤解のないようにしておいて下さいね。



で、こういう図々しいと言わざるを得ない中高年の女性に

宝石店はどうしても向き合わないとならないのです。

しかも、黒字化させないとならないのです。


で、兎角、図々しい顧客に、高額商品を押し込むようなことになると・・・　＾＾；



はっきりいって、こういう構図が宝石の業界にはあふれているように思います。

呉服の世界でも、そうですよね。


ですから、一方的に、業者さんが悪いとは思えないと思います。



でも、こういう目くそ鼻くそのような関係は、いい加減に卒業したいものですよね。　＾＾



そうではなくって、

末長く、お付き合いできるように

業者さんも、消費者も考えたいものですよね。　＾＾



ところで、このブログをご覧の業者さん、

何か趣味をお持ちですか？　＾＾


３度の食事のことも忘れるほどに

夢中になったことのある趣味を持っておられますか？　＾＾


音楽関連でもいいですし、特定の作家に夢中になったことでもいいですし、

スポーツでも、囲碁・将棋でも、男でも女でも、和歌でも俳句でも、

自転車でも、ガンダムでも、パチンコでも、競馬でも、ファッションでも、車でも、

骨董品でも、プラモデルでも、宗教でも、

何でもいいですから、夢中になられたご経験はありますか？


こういう趣味をお持ちの方は、

多分、それに関する本も多く読んでいらっしゃると思うんですよ。

そんなもんでしょう？　＾＾



そう、こういう場合は、消費者も、相当に知識も持っていらっしゃるのです。

こういう風に消費者がなっていると、

相当の嫌なことでもない限り、

その趣味からはなかなか離れられるものではないと思うんですよ。


それどころか、積極的に、誰からも頼まれもしないのに、

他人にもその趣味の楽しさを伝え、

他人もその趣味をはじめるように勧めたりされておられますよね。　＾＾


その趣味の話のできる仲間が欲しいんですよ、きっとね。　＾＾




このような構図を、宝石店も取り入れたいものですよね。　＾＾



消費者の無知に付け込んで、どうにかして押し込もうとするのではなく、

消費者が非常に宝石にこだわりを持って頂けるように、

業者さんは、心を砕くべきです。



思えば、宗教団体なんかは、その教団の指導者や、開祖の本を

信者さんは、有難がって、熱心に読んでいるものです。

その結果、それがその教団の求心力になっている面は

否定できないように思います。


信者さん同士でも、同じ本を読んでいることで、

その話題にだってなると思うんですよ。　＾＾

信者さんは、信者さんで、

それなりにそういう関係を楽しんでいると・・・　　＾＾


宝石の世界でも、こういう面があってもいいように思います。



ただ、業者さんが考えないとならないことは、

宝石は、決して安いものではないということです。


ご購買して頂かないことには、経営が成り立たないのも事実なのですが、

ただ、ご購買をして頂き過ぎると、

消費者の生活が遠からず破たんしかねないということも

よくよく知っておかれないとなりません。



消費者に、ご無理のないよう、

末長く、一緒に楽しめるような関係を築きたいものですよね。



ただ、こういう風にされようと思うと、

ある程度は、度を越して図々しい顧客は排除しないことにはね・・・



この図々しい顧客には、頭を悩まされますね・・・


こういった図々しい顧客からの、

露骨な過剰サービスの要求に応え続けていくには、

会社を倒産させるか、過量販売をするしか・・・

ないような気もするんですけどね・・・　＾＾；


もう少しは、消費者も、お店と末長くお付き合いできるように・・・

と思っては頂けないものでしょうかね・・・　＾＾；


「代わりなんて、いくらでもいるのよ」ってなもんで、

消費者というものは、露骨に競争をさせたがるものなのですが、

真吾オジサンに言わせれば、こういうことを繰り返しされているので、

過量販売を呼びこんでいる面もあるように思うのですが・・・




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