（株）美宝堂の専務が逮捕された件について。

さて、今回の記事は、（株）美宝堂の専務が逮捕された件について書きます。



２０１１年６月８日、愛知県警捜査２課と東署は、

（株）美宝堂の専務、野々垣敬（５５歳）を詐欺容疑で逮捕しました。


この逮捕容疑は、２０１０年６月の下旬に、

名古屋市東区の男性のお医者さんに、

存在しない商社への投資話を電子メールで持ちかけて、

このぼんくら専務の父親の野々垣学社長名で、

「２０１０年８月９日以降、元金５００万円に１５％の配当金を加えて５７５万円返金する」

「元金と配当金は当社が保証する」

などと虚偽の内容を記載した保証書を交付していたというのです。


このお医者さんは、今回の詐欺容疑の分を含めて、

架空の商社やダイヤモンドへの投資の名目で、

２０１０年３～８月の間に５回も出資したそうです。

合計３１５０万円も出資されたそうです。


このうち、２０００万円くらいが戻っていないとのこと。



お医者さんは、実は、騙されることが多いんですよ。　＾＾；


消費者法ニュースに掲載されていた判例もあったように記憶します。

やはり、投資のことで、確かお医者さんが騙されていたように記憶いたします。


結構、世間話でも、お医者さんが騙されたという話を聞きますからね。



もう事実上、倒産しているので、全額返ってくることは難しいかもしれませんね。



以前の、ブログの記事に書きましたが、

まあ、宝石関連の投資話にはまず乗らないことです。


この手の話は、怪しすぎることが多いのです。


真珠の養殖で、投資家を集めて、騙しをしたところもありましたよね。


これ、信頼のできる宝石の業者さんが、身近にいらっしゃったら、

こんな話に、よほど欲に目のくらんだ人でもなければ、

乗ることはなかったろうに・・・と思います。


真珠は、国内では、非常に販売不振で思わしいことにはなっていないのです。

もう、長年に渡り、じり貧傾向にあったのです。


たったこれだけのことを教えて下さる宝石関連の業者さんが、

誰も身近にいなったので、

こういう高配当をうたって投資家を集めるような話に乗ってしまった・・・


こういう面もあったのではないですか・・・



まあ、確かに、こういう情報を教えてくれる業者さんは少ないですよね。　＾＾；


業者さんからすると、こういう説明をしたらしたで、

図々しい消費者や、川下企業から、

「なら、もっと安くして！」

と値切られかねませんのでね。　＾＾；



それどころか、誇大妄想じみたことを振りまいている宝石の販売員さんの方が

圧倒的に多いのも現実の姿ですからね。　＾＾；



こういう子供じみた関係と言いますか、馬鹿馬鹿しい関係から、

業者さんも消費者・川下企業も、いい加減に卒業したいものですよね。　＾＾；


はっきり申し上げて、こういう関係は、みっとない関係だと思いますよ。　＾＾；



しかし、そうはいっても、こういう話を持ちかけた方に責任があることは当然です。

今回のこの事件の動機は、

会社の当面の運転資金欲しさに・・・ということだろうなと思うのですが、

このお金を私的に流用したか・否かを、しっかりと警察の方々には、

調べ上げて頂きたいものです。


もし、私的な流用が多くあったのでしたら、

もう情け容赦なく、このぼんくら専務の事件は処理されるべきです。


もし、今回の詐欺のみならず、多額のこのお金の私的流用もあるようでしたら、

本当に、この専務は、人間の屑です。


真吾オジサンの本音を書きますと、

「もう、面倒なんで殺してしまえ！」

くらいの気にすらなりますよ。



加害者の人権も大切のなことなのですが、

被害者の人権ももっと大切にされていいと思います。



大体、この「詐欺」に、警察は甘いのです。

本当は、刑事上問題があることでも、

「民事不介入です」とか、

「可罰的違法性の問題がありまして・・・」とか言って、

動いてはくれないのです。


こうした警察の、怠慢と言えば怠慢といえる現実があるので、

こうした騙しが後を絶たない面だってあるはずです。


もう世間もこうした現実をよく知っていて、

ある種の諦念のようなことになっているのです。


それどころか、諦念では終わらないで、

「やったもん勝ち！」とばかりに、

話を進める輩も、多いなんてもんじゃないくらいに多いのです。


現に、そうなっているでしょう？

今の日本って・・・


厳然としたところがないので、

「見つかったのが、失敗だった・・・」

となるのです。


また、そうなっているのです。



ここは、警察・検察の威信をかけるくらいの気持ちで、頑張って頂きたいものです。


全く、私的流用がないようで、会社の存続の一心のあまりとかなら、

情状酌量も多少はあってもいいと思いますが、

そうでないようなら、厳罰が望ましいと思います。


この事件を、いい加減に処理していたら、

またこのような話が多く繰り返されることになります。


大震災後なので、こういう事件が宝石業界で繰り返される懸念が

非常に高くなってしまいます。


こういうことにならないよう、愛知県警の方にはしっかりとして頂きたく思います。




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