「あれがいかん、これもいかん」について。

さて、今回の記事は、「あれがいかん、これもいかん」について書きます。


仕事のベテランになればなるほど、

兎角、この「あれがいかん、これもいかん」のようなことに

傾きがちだと思います。


過去の失敗の経験から、そうなるのだと思います。

まあ、若い人への嫌がらせの場合もあるでしょうが・・・　　＾＾；



これで、会社が上手くいっている時は、

これでも、まあ、何とかなるかもしれませんよね。



ただ・・・


宝石業界をはじめ、他の業種の仕事でも、

大震災後でも、これでいいのか・・・

と思いますよ。



もう、過去のビジネスモデルが成り立たなくなっているのに、

にもかかわらず、この「あれがいかん、これもいかん」をしている・・・


失礼ながら、どこか滑稽ですよね。　＾＾



そうではなくて、いっぺん、その経験を捨てることをしてもいいと思うんですよ。

自分が、中学生か高校生にでもなったような気分で、

今いる業界を見てみる・・・


こう気持ちを新たにされた方が、その気持ちを忘れないでいる方が、

当面は兎も角、数年後には、より実り多いことになると思うんですよ。


今いる顧客の方だけを向いていて、

「あれもいかん、これもいかん」

をするのではなく、

「どうすれば、新規の客を一人でも獲得できるか、

　そのためには今のままでは駄目だ。

　～のようなことをしてみてはどうか？」

と前向きになっていろいろとチャレンジをしたいものですよね。


こうされると、失敗も多く、結構、無駄なお金を使うようなことにもなると思うのですが、

こうしたチャレンジを数年間も続けていると、違ってくると思いますよ。


その後、１０年くらいは何とかなりそうなビジネスのノウハウも

獲得できそうですもんね。



大震災後ですので、

「あれもいかん、これもいかん」

に精を出すよりも、

「あれもよければ、これもよし」

くらいの方がいいかなと思ったりもします。



過去の遺物に縋るよりも、嫌悪するくらいになりたいものですよね。


去年・先月・昨日と同じことを、

繰り返している自分の惰性を嫌悪したいものですね。


絶対にここ以上のことはしないと、事前に線引きをしておいて、

※　犯罪になることはしないとかね。

それ以外のことは、「あれもよければ、これもよし」


そして、ビジネスモデルの再構築・・・　＾＾



宝石の業界でしたら、自社割賦をしてまで、

今まで通りに展示会で数字を作ってナンボのようなことではなく、

この「あれもよければ、これもよし」を数年、チャレンジされる方が、

１０年後には生き残っている可能性が高いように思うのですけどね・・・



極端に言えば、こうしたチャレンジを繰り返した結果、

宝石のまがい物ばかりのお店に、

ある意味特化するようなことになったっていいと思うんですよ。

ただこの場合には、嘘のない事前の説明をしておいて、

商標権等の問題もないようにもしておかないとならないでしょうが・・・　＾＾；


キュービックジルコニアをはじめとする、

ダイヤモンドのまがいものばかりを集めたお店があったっていいと思いますよ。


こういうお店って、ベテランの方からすると、

「そんなのは宝石店ではない」

となると思うのですが、

回転寿司のことも思い出して頂きたいですよね。


「あんなもの寿司ではない」

だったはずが、今ではどうですか？



このくらい頭を柔らかくしないと、宝石の業者さんも・・・


まあ、こうまで極端な話ではなくても、

宝石の業者さんは、もっと時代の変化を恐れないようにされないとね・・・


それどころか、どうせなら、時代の変化を楽しむくらいになりたいものですよね。



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