魅せる職人技について。

さて、今回の記事は、魅せる職人技について書きます。



まずは、こちらの動画をぜひ、ご覧くださいね。　＾＾


　動画　お好み焼きを抑え付ける哲学「縁奇縁～えんきえん～」

　動画　美人すぎるお好み焼き屋「きゃべつ」



この動画は、JR広島駅の直ぐ近くにあるの観光名所の

「駅前ひろば」　← お勧めです。　＾＾

というところを紹介された動画です。　


このお好み焼きの職人さん、どちらもとても若い方なのですが、

真剣な顔をされていて、

いい仕事をされておられると思いませんか？　＾＾



この魅せることのできる職人技というものは、集客性が高いと思います。


楽しいですもんね、製造のプロセスを拝見するのはね。　＾＾


テレビ番組で、和菓子とかの製造のプロセスを紹介するような番組なんかも

ありますが、非常に面白いですもんね。　＾＾



また、いい加減な仕事をしていないというアピールにだって

なり得ると思われませんか？


消費者からすると、自分の目で、

間近でそれを見ること・確認することが出来るのですからね。



そう、魅せることのできる職人技を、提示された消費者は、

安心感・満足感が違うのです。　＾＾

納得感も異なるのではないでしょうか？　＾＾



ところで、呉服の展示会なんかでは、

これをされておられるところもありますよね。

これ、非常にいいことだと思うんですよ。

織機を使って職人さんが、織るところなんかを見せておられますよね。



これを思うと宝石業界は、駄目だなと思います。

宝石を洗ったり、簡単なお直しなんかは、

ホテルの展示会の会場の外でされておられることもあるのですが、

失礼ならが、「魅せる」というものではないですよね。

集客性のある「魅せる」には、率直に申し上げてなってはいないように思います。



ここは、宝石の業者さんの工夫があってもいいところです。　＾＾



動画をご覧になられて、どう思われましたか？

このお好み焼き屋さんに足を延ばされた方は、

ただ、空腹感を満たされただけではないはずだと思うんですよ。　＾＾


あとの方の動画の最後に、東京からお越しになられた方が、

お好み焼きを家族？で食べておられるシーンがありましたが、

いい表情をされておられるでしょう。　＾＾


これ、空腹感を満たされた・満たされるであろうことだけでは

こうはならないと思うんですよ。

先ほど書いた安心感ようなことなどを、消費者が自然と感じておられるので、

こういう表情になると思うんですよ。　＾＾



こういう点を、宝石の業者さんは、学ぶべきです。



先日の記事に、

消費者にいい意味のマニアになって頂けるように

業者さんは工夫を、と書きました。


展示会の会場で、大きな音がするような製造の現場は

見せられないこともあるでしょうが、

見せ得るところは、見せた方がいいと思います。


のみならず、「魅せ」たいものですよね。　＾＾



こういう宝石の展示会ができれば、顧客の

－宝石のマニアの顧客にも－

満足感が高く、足を運んだ甲斐があったという気持ちに

なっていただけるのではないでしょうか？



展示会については、消費者団体が言っているように

一様に悪いとは、真吾オジサンは思ってはおりません。


「消費者法ニュース」という雑誌を定期購読している真吾オジサンなのですが、

そうは思ってはおりません。



真吾オジサンに言わせれば、展示会のありようなのです。

ここは、大いに改善の必要があるとは思ってはおりますけどね。


現状のありようでは、もう駄目だよ。


若い方から、もうほとんど誰からも

相手にされていないような現状の展示会ではね・・・



例えば、こんな風にされてもいいと思うんですよ。　＾＾


カットの職人さんに、失敗したカットの石を持ってきてもらって、

「今日展示させて頂いております製品は

　１０個のうち、まあ～個くらいしか、

　どの宝石の職人さんでも、まずこうはカットはできないものなのです。


　というのも、このようにカットするためには、

　ちょっとしたコツがありまして、これが非常に難しいのです。

　私の経験で申し上げますと、

　数年では、この技術は得ることはまずできないと思います。

　大体、こういうカットになるのです。

　（ここで失敗作を、見せる）

　
　これくらいの製品でしたら、まあ、市場にあふれてはいるのですが、

　今日、ご覧頂いております製品は、

　遠くからご覧いただくと、違いが分からない方もいらっしゃるとはおもうのですが、

　実は、こだわりの製品なのです。

　見る人が見れば、分かるものなのです。　云々」



こういうことを多く見ることのできる宝石の展示会でしたら、どうですか？　＾＾


真吾オジサンは、結構、人を集め得ると思うんですよ。

他ではない、真吾オジサン自身だって、見に行こう！

って気になりますもんね。　＾＾


こういう展示会なら、

お土産でお客さんをどうにかして集めるような展示会とは

似て非なる展示会だと思いますよ。　＾＾



産地のパネルなんかを展示されておられるところもありますが、

これだけではインパクトが少ないように思いますね。


もう、このくらいでは珍しくもないのですよ、ご覧になられる方からするとね・・・

ないよりかはマシなくらい・・・

ネット時代なので・・・


ネットでは到底経験できないような展示会にされないと・・・

と思われませんか？　＾＾



ということで、比較的大きい卸・メーカー小売の展示会を企画されておられる方は、

今日、真吾オジサンが書いたようなことで、もっと工夫をされて下さいね。　＾＾


大震災後の展示会は、このくらいの変化さえ恐れているようなところでは・・・

という気持ちになりませんか？



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