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さて、今回の記事は、宝石販売の現場を、

サッカー型から将棋型へ変更しましょうね、を書きます。



宝石販売の現場を、サッカーと将棋に例えるとは・・・

と思われた方もいらっしゃることでしょうね。 ^^



宝石の販売の現場では、しばしば「囲い込み販売」が問題視されているのです。


これは、真吾オジサンに言わせれば、「サッカー型」の販売方法なのです。


複数の販売員もしくは複数の消費者が、しゃべっているときを、

どちらかのチームが、ボールを支配しているときだと思うのです。 ^^;






販売員A「この宝石は本当にお買い得なんですよ!

      こんなお値段で手に入るなんて、夢のようなお話で、

      ~様だからこそ、お勧めしているのですよ。」

販売員B「そうそう、~様のような方にこそ、この宝石を持って頂きたいのです。」

販売員C「まるで、~様のためにあるような宝石です。 本当にぴったりです。

      まるで、オーダー品のようです。」

販売員A「実は、今、当社では、12回までのクレジットの手数料がタダになる

      特別サービスも実施中なんです。」

販売員B「そうなんです。今こそチャンスなんですよ。」

販売員C「こんなときって、ちょっとないですね~」


消費者D「また~、上手いことを言って~」

お連れさんE「そうよ、私が前に来たときも、そんなこといってたじゃない。」

消費者D「おたくのは、割高なのよ。」

お連れさんE「そうよ、~は、こないだ~は、もっと勉強したわよ。」

消費者D「そうよ、もっと勉強しないと、もう買ってあげないわよ」

お連れさんE「もう、貴方たちじゃ駄目だから、責任者の人を呼んで!」





と、お互いに主導権争いをしている販売員さんと消費者とお連れさんの関係を

真吾オジサンは、「サッカー型」といっているのです。 ^^;


味方同士でパスをして、お互いにチャンスをうかがっているような関係です。



消費者が、一人で宝石のお店に行くことは、

ゴールキーパーが一人で守っているいるようなもので、

危険なこと、この上ないことなのです。 ^^;

複数の販売員さんに、囲まれて、「高いのを買わされた!!」

ということになりがちなのです。  ^^;




そうではなく、今後の宝石販売の現場は、

将棋型になるべきだと思うのです。 ^^



囲碁型といってもいいですし、卓球型といってもいいと思います。 ^^






販売員(先手)「ようこそ、お越し下さいました。」

消費者(後手)「ええ。」

販売員(先手)「今日は、どういった品物をお探しなのでしょうか?」

消費者(後手)「パールのネックレスを探しているのよ。」

販売員(先手)「貝は、どれがお好みでしょうか?」

消費者(後手)「特にこだわってはいないわ。」


販売員(先手)、考慮時間に入る。


販売員(先手)「ご予算はどのくらいをお考えでしょうか?」

消費者(後手)「とくに決めてはいないのよ。 でも、安い方が助かるわ」


販売員(先手)、2回目の考慮時間に入る。


販売員(先手)「お急ぎでしょうか?」

消費者(後手)「そうでもないのよ。 ただ、~月の~に付けて行きたいのよ。」

販売員(先手)「それでしたら、今、在庫である分のなかから選ぶよりも

          来月に、大きな卸が主催する展示会があるので、

          そちらで選ばれた方が、いい出会いがあるかもしれませんよ。」


消費者(後手)、1回目の考慮時間に入る。


消費者(後手)「高いのばかりがある展示会じゃないの?」

販売員(先手)「地元の宝石展さんの多くがご参加される展示会なのですが、

          去年のこの展示会は、ピンキリでしたよ。」


消費者(後手)、2回目の考慮時間に入る。


消費者(後手)「~円くらいのが、あるかしら・・・」

販売員(先手)「大丈夫でしょう。 もし、その展示会で見つからないようでしたら、

          別の卸にお願いも出来ますよ。」

消費者(後手)「知り合いの~さんといってもいいかしら?」

販売員(先手)「はい。 大歓迎ですよ。 でも、本当のことを申し上げますと、

          私に言わせれば、展示会というのは、

          ご予定のある方がご参加されるものだと思っております。」

消費者(後手)「買う気のない人は行っては駄目なの?」

販売員(先手)「そうではないのですが、多分、世間話で、

          展示会で高いのを買わされそうになったというお話を

          聞かれたご経験はないですか?」

消費者(後手)「・・・あります。」

販売員(先手)「卸の主催している展示会というのは、卸の販売員さんがいるのです。」

消費者(後手)「はい。」
 
販売員(先手)「卸には卸の都合があって、自分の販売をしているところに

          消費者の方が来られたら、一個でも売りたいのが、まあ本音なのです。」

消費者(後手)「はい。」

販売員(先手)「それで、社会見学くらいに思って展示会に行くと・・・となるわけです」


消費者(後手)、3回目の考慮時間に入る。


消費者(後手)「言わない方がいいかしら?」

販売員(先手)「どちらでも、当方には問題はないのですが、

          心配なようでしたら、ご一緒に行動をされればいいですし、

          まあ、私と一緒におられたら、大丈夫ですよ」





と、こんな風な関係の方がいいと思いませんか? ^^



宝石販売の現場は、「サッカー型」から「将棋型」に変更しましょうね。 ^^

その方が、消費者の安心感が増すように思いますよ。

この方が大人の関係でもあると思いますよ。  ^^




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