独占禁止法ガイドラインについて。 その８ 価格制限行為の具体的な形態・手段・方法

リンク・フリーです。


さて今回は久しぶりに独占禁止法ガイドラインについて書きます。


随分前に価格制限行為について書いたのですが、

それはどんなもんかをもっと具体的に書いた方がいいですよね。　＾＾


で、それを書こうということですね。　＾＾



①最低販売価格の決定

②値上げ率等の決定

③標準価格等の決定

④共通の価格算定方式の設定

⑤需要者渡し価格等の決定

⑥団体による価格交渉等


こういうのが価格制限行為として原則として違反とされるわけですね。

事業者団体が行いますとね。　＾＾



③の標準価格等の決定、というのは

標準価格、目標価格等価格設定の基準となるものを決定すること、

ということになっております。　＾＾


④の共通の価格算定方式の設定、というのは

具体的な数値、係数等を用いて構成事業者に価格に関する共通の具体的な

目安を与える価格算定方式を設定すること、

ということになっております。　＾＾



⑤の需要者渡し価格等の決定、というのは

構成事業者が商品を販売業者に供給する際の価格設定の基準となる

当該商品の需要者渡し価格、小売価格等を決定すること、

ということになっております。　＾＾



⑥の団体による価格交渉等、というのは

構成事業者とその取引の相手方との価格に関する交渉を、団体で行い、

又は構成事業者に共同して行わせること、

ということになっております。　＾＾



実際の世間は兎も角、本当はこういうことになっているわけですね。　＾＾；



デフレから抜け出すためには、実はこういうことはあった方が

本当は抜け出しやすい環境にはなるはずだと思うんですが・・・


このブログを御覧の方はどう思われますか？


過当競争という背景が今の日本社会の病根のようにも思いますよ。


人並みのオジサン・オバサンでも、

人並みに働けば、人並みに食っていける社会の方がいいように思いますよ。　＾＾


過当競争の消耗戦なんかしていたら、

一時は消費者の利益にもなるでしょうけれど、

そのうちその消費者が消費者でいられなくなることになってしまいますからね。　＾＾；

働く場所がないとお金が入ってこないわけですからね。　＾＾；



人ってね、自分なり、自分の身内なりがいる業界以外には、

競争社会、それも過当競争社会になっていてくれるのがいいのだ、

という風になりやすいんですよ。　＾＾；


そうなると一時的には得だったりもするわけですね。　



でも、これが良くないと真吾オジサンなどは思いますね。


こういう情が足らないような社会になっているので、

また過当競争の社会が

「最近では、もの・サービスが安く買えるようになったぞ！！」

という社会がいい社会のように思っている人が多すぎるので、

今のような日本になっているようにさえ思いますね。



消費者にとって利益のある社会こそが望ましい社会であるかのような

幻想からは早く卒業して頂きたいですね。


特に、女性の方にはいち早く卒業できるようお願いしたいですね。　＾＾


消費者の利益も大切。

また業者さんの利益を守ることもこれまた大切。

こう思い直して頂きたいですね。　＾＾



こういう社会こそが、本当に意味で人に優しい社会であると

真吾オジサンなどは思いますね。



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