ケチな社長さんについて。

さて、今回の記事は、ケチな社長さんについて書きます。


世間話で、ケチな社長さんのことをよく聞きませんか？　＾＾


大体、こんな調子のお話だと思います。

A　「あっこの社長は、あそこの一等地のビルのオーナーなのに、

　　～のようなことをしてるらしいわよ。

　　あっこの社長は、ケチで有名なのよ」


B 「経費を抑えるために、～までしろというのよ。　しょぼい会社よね。　
　
　　まあ、ケチな社長なのよ・・・

　　あっこまで、ケチだと変に感心するわ・・・」


と、こんな調子だと思います。　＾＾；



以前に、信用調査会社のコラムのようなところに、

この「ケチな社長」のことが書かれてありました。


随分前に読んだので、もうよく覚えてはいないのですが、

確か、大見栄を張るような社長よりは、

債権が焦げ付きにくい会社の可能性が高い、とか書かれていたように思います。


大見栄を張る割には、いざ、まとまったお金を支払うときになると、

急変して、矢鱈に支払いを渋るような社長さんもおりますからね。


こういう社長さんが、結構、多いように思いますよ。　＾＾



しかし、必要な経費まで渋る、渋りすぎるような社長さんもいらっしゃいますよね。


これは、社長さんの器の大きさ・規模の問題だと思います。


会社・年商の規模からいって、流石に、このくらいの設備は必要だろうにということにも、

これを渋る社長さんも多いように思います。


これも考えもののように思います。



ケチも程度問題でしょうね。


お金にルーズで、いい加減な社長は迷惑なものです。

従業員も、取引先も本当に迷惑します。

これは良くないことです。


また、本当に必要な経費すら渋るような社長さんでは、

本当に有能な従業員は、その会社に見切りをつけることでしょうね。

こうなってはね・・・


しかし、確かに、債権が焦げ付きにくいかもしれませんね・・・

今時分では、特にそうかもしれませんね。


今は、あまりに強気に設備投資をして、「さあ、これで勝負だ！」

と思うような社長では、反って心配ですからね。


ここ数年の信用調査会社の発表した倒産の記事を拝見すると、

「どうも、ここの社長は、強気の設備投資で大きく傾けたな・・・」

と思うところが多いですからね。



こうしてみると、このケチな社長さんも、

そう捨てたもんじゃないかもしれませんね。　＾＾；



でも、このケチな社長さんでも、

一方で、無駄で、いい加減なお金の使い方をしていると

駄目でしょうね。


逆に、ケチな社長さんでも、

一方では、何かで従業員の福利厚生に力を入れているとか、

何かで人様のために役に立つようなことには、

割とお金を惜しまないような面もあると、従業員・社会からの評価も違うと思います。


こういうケチな社長さんは、悪くも言われることもあるでしょうが、

反面、「お金の使い方を知っている社長さん」とも評価されるでしょうからね。


こういう人様の役に立つようなケチな社長さんなら、

真吾オジサンは嫌いにはなれませんね。



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