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先日の記事にも書きましたが
「リレーションシップバンキングを成功させる 経営者の能力評価」
という本があるのですが、ここに
「経営者を支える中核人材の質」
ということも書かれてありました。
経営者のみで会社を統率しているのは、
従業員30名未満の会社です。
これ以上の規模の会社では、
統率していると経営者だけが思い込んでいるのみであり、
実際は不安定になっているケースが圧倒的に多く見られます。
大会社に成長した事例をみると、
番頭や補佐役などと言われる人材がいて、
良い経営チームを形成しています。
本田技研工業、ソニー、トヨタ自動車、松下電器産業、
イトーヨーカ堂などが知られています。
さらに、経営者に直言できる人材がいる会社であれば、
風通しも良く不祥事も発生しにくいことが知られています。
両方とも経営者の器量の大きさを示し、
自身の能力を最大限に発揮していく上での重要な要素です。
(略)
(3) 社内に直言できる人材の有無
中核人材と社員に自由に発言させることが重要です。
現場で発生している問題や方針と矛盾する実態などを抑え込むのではなく、
素直に議論させる場に出させ、
前向きに取り組むことを可能にさせるためです。
現場の実態を知らせたり、方針自体がもつ矛盾や無理などを
具体的根拠に基づいて、経営者に直言できる人材をどれだけ抱えているかは、
経営者の能力として重要です。
番頭や補佐役以外の中間管理職(次長~課長)にこうした人材がいると、
社内の活性度は極めて高くなることは実例として多くみられます。
評価は三段階に分かれ、
Aを最も高い評価で三点とし、Eを最も低い評価で一点とします。
経営者のタイプとライフステージに共通して以下の評価が適用できます。
◎ 「A」評価は、社内の中間管理者で経営者に直言できる人材が
複数いる会社です。
通常「おやじさん」などと呼ぶことが多い成長期にある会社によくみられます。
大中小の規模に関係なく、現場に一人で出て声を掛ける経営者にも多くみられます。
さらに、各種の会議・検討会に中間管理職を参画させ、
自由に提言をさせている会社にも多いです。
これを主要な役員に聞き、即座に固有名詞が浮かべれば、
A評価と判定できます。
このような会社では、経営者の思考も柔軟であり、
自分の過ちを素直に修正できる傾向も強いと言えます。
◎ 「C」評価は、直言できる人材が一名と限定されている会社です。
会社内では経営者に話をしにくい雰囲気があり、
大胆な中間管理者でないと直言できない状況を示しています。
経営者に直言するのは、番頭または少数の側近者に限られるようになると、
組織としての問題が内在化し、
番頭や側近による独断も横行しやすくなります。
なお、組織経営に移行しつつある、
または移行した中会社以上の会社にも多くみられます。
各種の問題が表面化せず、業績低迷時に一挙に噴出するケースも多いので、
十分に注意してください。
◎ 「E」評価は、直言できる人材が全く見当たらない会社です。
経営者自身がワンマンであったり、または性格的に
耳に痛い情報に拒否反応を示す人がいます。
逆に、番頭や側近などが、経営者に
自分達以外から情報を伝えさせないようにしている状況でも起こる現象です。
両方とも不合格な経営者のレベルと言えます。
現在は業績好調でも、二~三年後に行き詰まることも多くみられます。
融資担当者としては、会社訪問時に
財務経理部門以外の役員または管理者と面談し、
人材と質と数に注意してください。
このように書かれてありました。
こういうものの見方は、何も銀行の方ではなくても知っておいて
損になることでもないと思いますね。
他社を評価する時や、自社を評価する時に
こういうものの見方もできることは悪くはないと思いますね。
老害経営者が多いのも平成濁世の日本の実際の姿だと思いますね。
またワンマン経営の弊害と言わざるを得ない会社だって多いですよね。
そういう会社を冷静に評価できる一助にでもなればいいな、
と思いまして今日の記事は書きました。
宝石メモ・ブログ カテゴリ【仕事一般】(タイトル名も分かります)
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先日の記事にも書きましたが
「リレーションシップバンキングを成功させる 経営者の能力評価」
という本があるのですが、ここに
「経営者を支える中核人材の質」
ということも書かれてありました。
経営者のみで会社を統率しているのは、
従業員30名未満の会社です。
これ以上の規模の会社では、
統率していると経営者だけが思い込んでいるのみであり、
実際は不安定になっているケースが圧倒的に多く見られます。
大会社に成長した事例をみると、
番頭や補佐役などと言われる人材がいて、
良い経営チームを形成しています。
本田技研工業、ソニー、トヨタ自動車、松下電器産業、
イトーヨーカ堂などが知られています。
さらに、経営者に直言できる人材がいる会社であれば、
風通しも良く不祥事も発生しにくいことが知られています。
両方とも経営者の器量の大きさを示し、
自身の能力を最大限に発揮していく上での重要な要素です。
(略)
(3) 社内に直言できる人材の有無
中核人材と社員に自由に発言させることが重要です。
現場で発生している問題や方針と矛盾する実態などを抑え込むのではなく、
素直に議論させる場に出させ、
前向きに取り組むことを可能にさせるためです。
現場の実態を知らせたり、方針自体がもつ矛盾や無理などを
具体的根拠に基づいて、経営者に直言できる人材をどれだけ抱えているかは、
経営者の能力として重要です。
番頭や補佐役以外の中間管理職(次長~課長)にこうした人材がいると、
社内の活性度は極めて高くなることは実例として多くみられます。
評価は三段階に分かれ、
Aを最も高い評価で三点とし、Eを最も低い評価で一点とします。
経営者のタイプとライフステージに共通して以下の評価が適用できます。
◎ 「A」評価は、社内の中間管理者で経営者に直言できる人材が
複数いる会社です。
通常「おやじさん」などと呼ぶことが多い成長期にある会社によくみられます。
大中小の規模に関係なく、現場に一人で出て声を掛ける経営者にも多くみられます。
さらに、各種の会議・検討会に中間管理職を参画させ、
自由に提言をさせている会社にも多いです。
これを主要な役員に聞き、即座に固有名詞が浮かべれば、
A評価と判定できます。
このような会社では、経営者の思考も柔軟であり、
自分の過ちを素直に修正できる傾向も強いと言えます。
◎ 「C」評価は、直言できる人材が一名と限定されている会社です。
会社内では経営者に話をしにくい雰囲気があり、
大胆な中間管理者でないと直言できない状況を示しています。
経営者に直言するのは、番頭または少数の側近者に限られるようになると、
組織としての問題が内在化し、
番頭や側近による独断も横行しやすくなります。
なお、組織経営に移行しつつある、
または移行した中会社以上の会社にも多くみられます。
各種の問題が表面化せず、業績低迷時に一挙に噴出するケースも多いので、
十分に注意してください。
◎ 「E」評価は、直言できる人材が全く見当たらない会社です。
経営者自身がワンマンであったり、または性格的に
耳に痛い情報に拒否反応を示す人がいます。
逆に、番頭や側近などが、経営者に
自分達以外から情報を伝えさせないようにしている状況でも起こる現象です。
両方とも不合格な経営者のレベルと言えます。
現在は業績好調でも、二~三年後に行き詰まることも多くみられます。
融資担当者としては、会社訪問時に
財務経理部門以外の役員または管理者と面談し、
人材と質と数に注意してください。
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こういうものの見方は、何も銀行の方ではなくても知っておいて
損になることでもないと思いますね。
他社を評価する時や、自社を評価する時に
こういうものの見方もできることは悪くはないと思いますね。
老害経営者が多いのも平成濁世の日本の実際の姿だと思いますね。
またワンマン経営の弊害と言わざるを得ない会社だって多いですよね。
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