クレジット会社と販売業者との一体性の問題について。 その２

リンク・フリーです。


さて今回の記事も

クレジット会社と販売業者との一体性の問題について書きます。



で、クレジット会社と販売業者とが、

どういう風に一体になっているのか？ということになりますよね。



販売業者とクレジット会社は、加盟店契約をしているのです。

まずはこれがあるわけですね。



あと、販売業者が販売をしている場所に、

クレジット会社の方がそのクレジットの契約の仕事をとるためにといいますか、

事務を処理するためにとでもいいますか、いらっしゃいますね。



随分前に愛染蔵のことを記事に書きましたが、

そこではいつもいらっしゃったようですね、

クレジット会社の人が。


こういうことも、一体性といえば、一体性を裏付けることとも言えそうですよね。



個別信用購入あっせん、

以前は個品割賦購入あっせんといっていたのですが、

というのを御存知ですか？


　Wikipedia　販売信用


この個別信用購入あっせんって、販売業者さんが、

仕事をとってきてくれないことには、

クレジット会社としては仕事になんないわけですね。

数字が上がらないわけですね。



販売業者もクレジットのシステムを利用することで、

売り上げを作り易くなるという面もありますし、

面倒な上に、ややこしい法律の問題とかのある

債権の回収をしなくて済むという問題もありますよね。


この面倒なことを、クレジット会社に丸投げと言えば丸投げできるので

助かるという面はあるように思いますね。


また割と直ぐにクレジット会社からお金を振り込んでくれますので、

販売業者にとっては資金繰りが楽になるという面があるのです。



ここまでに書いた一体性は、－愛染蔵の場合は話が別ですが－

まあそれほど問題はないようにも思うのですが、

この濁世にはこういうシステムを悪用するぼんくらもいるわけなのです。　＾＾；


ぼんくらな詐欺会社がこのクレジットのシステムを悪用するわけですね。　＾＾；


このクレジットのシステムってね、

売り逃げに悪用され易いという面があるのです。

ここの問題があるわけですね。　＾＾；



まあ、一体性はこんなところだと思うのです。




でも、表現の問題で、一体性とかいいますと、

なんか資本の関係があるとか思われそうなのですが、

こんな関係はないんですよ、勿論ね。


人の交流でも、販売業者の人とクレジット会社の人との交流って、

気が合うとかか気が合わないとかで、

仲が良い・悪いくらいのことはあるでしょうけれど、

そういう関係なのであって、

別に主従のような関係でもないのです。


ビジネスライクな関係なわけですね。




このあたりのことを思いますと、

このクレジット会社と販売業者の一体性という表現を使いたがるのは、

そういう関係に見做したい方の表現のようにも思いますね。


こう見做したがるのは、消費者とか、零細企業とか、

消費者問題に当たっておられる弁護士などの先生方とか

ではないかと思いますね。



そのあたりのことを思いますと、

ここで使われている一体性という表現が

一人歩きしないように祈りたいですね。　＾＾；



「そうかクレジット会社と販売業者は一体なんだな。

　一味というわけだ・・・　一緒になって悪だくみでもしているに違いないな・・・」


多くの方がこういう被害妄想にとらわれることのないよう祈っておりますね。　＾＾；



ただ、こういう風に見做されてしようがないなということもありはしますけれどね。　

過去の詐欺事件の判例を見ていると

そう言わざるを得ないのも本当だとは思いますね。



ただ、上述したような販売業者とクレジット会社との関係を指して、

一体性という表現をされていることに思いを致さないと駄目ですよ。　＾＾



別に平均的な販売業者さんと平均的なクレジット会社が、

一緒に会議でもして、悪だくみをしているようなもんではないのですからね。　＾＾；


愛染蔵くらいの年商になっていたら、

それなりの関係－いわゆるズブズブの関係－

になっていたのかもしれませんが、

大概の場合にはそうまでの関係ではないと思いますよ。



また改めて、このことについて書きますね。　＾＾



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