模造真珠について。 その２

リンク・フリーです。



さて、今回の記事も、模造真珠について書きます。



昨日の記事をご覧になられていらっしゃらない方は、

まずは、こちらをご覧くださいね。　＾＾


 宝石メモ・ブログ　模造真珠について。その１



今日の記事でも、模造真珠のことを書くのですが、

今回は「ＧＩＡ　ＪＡＰＡＮ」さんの「宝石鑑別ハンドブック」にでていることを書きます。


この本には、

【ブラック　パールの人口着色の検出】

【模造真珠】

【ワックス充填模造真珠】

【固形模造真珠】

などが書かれてあるのですが、

今回は前回・昨日の続きということで、この中の【模造真珠】

について書かせて頂きます。


以前の記事にも書きましたが、業者さんは

この「ＧＩＡ　ＪＡＰＡＮ　宝石鑑別ハンドブック」は持っておかれるといいですよ。

販売の最前線で、ご活躍の販売員さんには

特に持っておいて頂きたい一冊ですね。　＾＾



では、引用させて頂きましょうね。　＾＾

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【模造真珠】


模造真珠は、合衆国で広く販売されている。


安価な物は、消費者が見ても明らかに模造であることがわかる物が多いが、

品質がよい物は非常に本物に似ている。


模造真珠は、普通、ワックスを充填したガラス、

固形ガラス、およびマザー・オブ・パールの３種類のうち

いずれかを基本にしている。


これらはいずれも、硝酸セルロース中で

真珠箔（エッサンス・ドリアン）

－普通グアニン（魚のうろこから取り出した微細な光沢質の結晶）の懸濁液－

に浸して真珠光沢をつけるが、

これ以外の物質でも使われている。


真珠箔は光沢を与えるが、

模造真珠がオリエントに似た干渉効果を得るためには、

まず透き通った酢酸セルロース中に、

次に透き通った硝酸セルロース中に浸さなければならない。


このようにして模造真珠の外観は驚くほど天然真珠に似ているが、

その品質は真珠箔の塗布回数によって決められ、

品質の良いものになると４０回にも及ぶ。

---

こう書いてありました。


なかなかこれはこれで手が込んでおりますよね。　＾＾；



以前の記事にも書きましたが、

宝飾品は信頼できるところで、信頼出来る販売員さんのいらっしゃるところで、

お求めになるようにされる方がベターだと思いますよ。　＾＾


お値段だけで、消費者の方がご判断されるのは、

本当はどうかと思いますよ。　＾＾


これは何度繰り返して言ってもいいことだと思っております。　＾＾


（つづく）



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