消費者センターの実態について。 その１

 さて、今回の記事は、消費者センターの実態について書きます。


少々、古い話なのですが、消費者法ニュースさんが、

２００６年に特集で、「消費者センターの実態」というのを

公表をされました。

弁護士の久米川良子先生がお書きになられたものです。


これは、興味深いことが書かれてありました。


大概の業者さんは、この消費者センターとは、

無縁のお仕事をされてはおられるとは思います。


ただ、最近のババアや、悪質クレーマーなどでは、

「消費者センターに相談するぞ！」とかの、

虚仮脅しくらいは、当たり前のようにしてくる輩も多いように思います。


そうしておいて、人並みの仕事をしている業者さんに

不当な要求をのませようとするわけですね。


お店を構えておられる業者さんは、

多分、こういうぼんくら消費者に会ったご経験もあろうと思います。


で、多分、多くの業者さんは、

消費者センターに、多少は関心もあろうかと思います。


でも、大概の業者さんは、新聞・テレビで見るくらいのことで、

ほとんど御縁はないことだと思います。


そこで、真吾オジサンが、そうした人並みの業者さんのために、

ご参考になるよう、記事に書こうと思います。　　＾＾


消費者センターで、業者さんが怒ってやってきた例や、

相談者（消費者）、相談員のことなどを、

何回かに分けて、書こうと思います。


消費者センターで、どういうことが起こっているのか、

多少でも、参考にして頂けたら・・・と思います。



今回は、事業者の実力行使について書きます。


こういうことが消費者センターではあるようです。　＾＾；


事業者が、消費者センターに直接行き、

脅迫・脅迫まがいのことをするのです。


こういう実例が、書いてありました。


①　センターへの相談を機に業者が信販の加盟店契約を

　　解除されたため、業者がセンターを恨み、

　　押し寄せて暴言を吐いた。

②　健康食品の訪問販売取引について消費者に

　　クーリング・オフを助言したところ、

　　業者がセンターへ言い掛かりをつけに来た。

③　業者が来所し、相談員を大声で恫喝した。

④　センターにクレームをつけに数人で来所、

　　１０時間も大声で抗議され、他の相談に支障が生じた。

⑤　クリーニングトラブルの事例で、

　　当センターの苦情品のテスト結果に納得出来ない業者から、

　　数日間に及び嫌がらせを受けた。

⑥　相談者の一方的な話だけを聞くのかと怒ってきた事業者がいる。

⑦　クーリング・オフの助言をすると、業者が予告もなく来所（険悪なムード）

　　するケースもたまにある。

⑧　マルチ商法で勧誘されたという相談に関連した業者が

　　三人でやってきて、無理矢理やめさたのではないかと

　　難癖をつけた。

⑨　「相談員を変えろ」「責任者を出せ」「担当を変えなければ交渉を続けない」

　　など、言われる。

⑩　マルチ業者と上位会員が来所し

　　「本当に効果のある布団を効果があると言って売って何故悪い」

　　と主張して引かなかった。

⑪　業者の代理人を名乗る人が酒を飲んで怒鳴りこんできた。


消費者センターが、いつも一方的に正しいとまでは、

流石に、真吾オジサンは思ってはいないのですが、

（行政関連の退廃は、ニュース等で毎日伝えられておりますので、

　消費者センターだけが、話が別とは思えない、ということです。）

こういう酷いこともあるようです。　　＾＾；


大変ですね。

相談員の多くは女性なので、ご苦労も多いことでしょうね。


真吾オジサンが相談員だったら、

そのうち、一発・二発くらいは手が出るかもしれませんね。　＾＾；

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