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さて今回の記事は権威を持つ人のありようについて書きます。
この件についても、金美齢さんが
「凛とした生き方」という本に書いておられるところがあります。
真吾オジサンは、これが正論だと思っております。
権威を持つ人は身を慎め
義務と責任はテレビのこちら側の人間にもある。
しかし、当然、リーダーである人々にはそれ以上の義務と責任がある。
この点ははっきりと言っておきたいことだ。
1997年はダイアナ元妃の恋愛劇と事故死、
98年はクリントン大統領の不倫疑惑、
と世界的なスキャンダルが起きた。
日本国内でも、官庁や銀行や企業のトップの人たちの
不祥事が発覚している。
その種のスキャンダルにはさすがに私もうんざりした心境になる。
権威を持っている人たちが、
その権威にふさわしい行動をとっているとはとても思えない。
権威は欲しい、税金は使いたい、
だけど、身を慎むのは嫌だというのは、
とんでもない話じゃないか、と思うのだ。
マリア・カラスが歌っていたオペラで『ノルマ』という作品がある。
古代ローマ帝国の属領ガリアの王の娘であり、
巫女の長であるノルマという女性がローマの進駐軍の将軍と恋をして、
子供をふたりもうけた。
その時代の巫女といえば、神に仕える人であり、権威のある立場。
身を清くし神に仕えることで、
人々から畏敬の念を抱かれ、地位が保たれている。
そんな巫女が恋をし、子供を産んだとなると、
それだけでも大スキャンダルだ。
ところがスキャンダルはさらに、拡大する。
ノルマの恋したローマの将軍が浮気をするのだが、
その浮気の相手が、ノルマよりも若いアダルジーザという巫女だった。
アダルジーザは巫女の身でありながら男を愛してしまったと、
ノルマに告白する。
ノルマは彼女を許すのだが、
相手が自分の恋人だった男だと知って、驚き怒る。
子供たちを殺して自らも命を絶とうとするノルマに、
アダルジーザは自分の罪を悔い、
ノルマとの友情を誓い合う。
これで一件落着かと思いきや、
ノルマのもとにローマの将軍が
アダルジーザを連れ去ろうとしているという噂が届く。
そしてドラマは終盤に向う。
ノルマは人々を集め、
自分は祖国を裏切り、祖先の神を侮辱したと告白する。
一同が驚く中、自ら火刑台に上がっていく。
その姿を見て、ローマの将軍も自分の罪を悔い、
彼女のあとに続いて火刑台に上がる。
そういうストーリーだ。
舞台は紀元前50年ごろのガリア地方。
遠いヨーロッパの大昔の話、といえばそれまでだが、
このオペラには現代にも通じる真実が描かれていると思う。
犯してはいけない罪を犯した巫女は、
もう巫女としては誰にも認められることはない。
生きていて、人々から尊敬を集めようとするのであれば、
恋愛は絶対にするべきではなかったのだ。
この話の巫女たちのような絶対的な権威は
今の世の中ではあり得ないかもしれない。
恋愛が宗教上のタブーとなっていることには
特別な意味がある神の言葉を伝える(代弁する)者に
世俗の幸せは許されない。
しかし、権威を持った人はストイックであらねばならないということは、
今の時代でも同じだと思う。
与えられた権威を維持していくコストとして、
自分の何かを犠牲にすることが必要である。
権威と栄誉を持ちたいならば、
私欲は切り捨てるという覚悟であってほしい。
ダイアナ元妃がプリンセスという称号もほしいけれど、
女性としての自由もほしいと望むのはやっぱりおかしいことだと思う。
クリントン大統領(当時)が国民の支持も
女性との「不適切な関係」も両方一度に手に入ると思ったら大間違い。
日本の官僚たちだって、地位と名誉を得るからには、
大金をものにしようなどという私利私欲は捨てるべきなのだ。
「どうせ、権力のある人たちのやることは・・・」
と冷めた目で見るのではなくて、
「権威のある人はもっと身を慎め!」
と、もっと声を大にして言うことが必要なのではないだろうか。
こう書いてありますが、最初のところが分からないですよね、
これだけではね。
こう書いてある前のところに、こう書いてあるのです。
(略)
リーダシップというのは、リーダーを大切にする社会のシステムが
それなりにないと発揮されないものなのだ。
「どうせ政治家なんて」
と、うがったふうなことを言っている社会は、
自分たちの手でリーダーの出現を阻んでいるようなものなのだ。
あれが悪い、これが悪い、と言っているだけでは何も変わらない。
それどころか、政治や文化のリーダーになりそうな人の足を
引っ張るだけのことになるのだ。
そんな「たちの悪いやじうま」になってはいけない。
大事なのは、批判する目を持ちながら、
一方で正当な評価をするべきときはし、
応援する気持ちも持つこと。
それが、情報の受け手側の責任でもあるし、
義務だと思う。
こう書いてあります。
こういうことをせせら笑う物知りさんも世間には多いことも
よく知ってはいるのですが、間違いだと思いますね。
こういうことをせせら笑うだけの人って、
スクラップ&ビルドのスクラップの方にしか関心のない人が多いのではないか?
まあ、こんな連中なんてどうでもいいですけれどね。 ^^;
話を権威を持つ人のありように戻しますが、
金美齢さんはいいことを書いておられると思いますよ。
以前にも書きましたが、この本は女性のみならず、
男性も御覧になられるといいと思いますよ。 ^^
非常に分かり易く正論を書いておられると思いますからね。
金美齢さんの、こういう論理を言いたがる人って、
万人うけすることはないでしょうね。
小賢しい人からみると、こういうことを書く人は
冷笑の対象にさえなることでしょう。
でも、今の日本社会であちこちで起こっている
腐敗・退廃している日本人の姿を見ますと、
こういうことを書く方・声を大にして言う方も
本当に必要だと思いますよ。
「恥を知れ!」
こういうことが死語になってしまった今の日本社会には
こういうことを書く、言ってくれる方こそ
大切に思うべきだと思いますね。
真吾オジサン風に書きますと、
「権威ある人はそうでない人よりも恥と言うことをもっと知れ」
ですね。
金美齢さんが例示したような官庁・銀行のような大きな組織ではなくても
同じことが言えると思いますよ。
中小企業の係長さんは、そこの平社員よりも
恥をもっと知るべきだと思いますね。
課長さんはその係長さんよりも恥をもっと知るべきですね。
ところが、これが逆になっている会社が多いことも事実なのです。 ^^;
新入社員が一番世間の常識に近く、上になればなるほど退廃している・・・
こういう構図って、何だかカルト宗教みたいですよね。 ^^;
なんにしましても、こういう腐敗・退廃した権威者が
ある地位にいつまでも居座り続けていると、
その部下は下らないことで振り回され続けることにもなりますからね。
こういうことになっているのは、
決してあるべき企業なり、団体なり、集団なりの姿ではないように思いますね。
良くないことは所詮は良くないことなのです。
もっともらしい理由で言い訳はせぬことですよね。
宝石メモ・ブログ カテゴリ【世間話】(タイトル名も分かります)
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さて今回の記事は権威を持つ人のありようについて書きます。
この件についても、金美齢さんが
「凛とした生き方」という本に書いておられるところがあります。
真吾オジサンは、これが正論だと思っております。
権威を持つ人は身を慎め
義務と責任はテレビのこちら側の人間にもある。
しかし、当然、リーダーである人々にはそれ以上の義務と責任がある。
この点ははっきりと言っておきたいことだ。
1997年はダイアナ元妃の恋愛劇と事故死、
98年はクリントン大統領の不倫疑惑、
と世界的なスキャンダルが起きた。
日本国内でも、官庁や銀行や企業のトップの人たちの
不祥事が発覚している。
その種のスキャンダルにはさすがに私もうんざりした心境になる。
権威を持っている人たちが、
その権威にふさわしい行動をとっているとはとても思えない。
権威は欲しい、税金は使いたい、
だけど、身を慎むのは嫌だというのは、
とんでもない話じゃないか、と思うのだ。
マリア・カラスが歌っていたオペラで『ノルマ』という作品がある。
古代ローマ帝国の属領ガリアの王の娘であり、
巫女の長であるノルマという女性がローマの進駐軍の将軍と恋をして、
子供をふたりもうけた。
その時代の巫女といえば、神に仕える人であり、権威のある立場。
身を清くし神に仕えることで、
人々から畏敬の念を抱かれ、地位が保たれている。
そんな巫女が恋をし、子供を産んだとなると、
それだけでも大スキャンダルだ。
ところがスキャンダルはさらに、拡大する。
ノルマの恋したローマの将軍が浮気をするのだが、
その浮気の相手が、ノルマよりも若いアダルジーザという巫女だった。
アダルジーザは巫女の身でありながら男を愛してしまったと、
ノルマに告白する。
ノルマは彼女を許すのだが、
相手が自分の恋人だった男だと知って、驚き怒る。
子供たちを殺して自らも命を絶とうとするノルマに、
アダルジーザは自分の罪を悔い、
ノルマとの友情を誓い合う。
これで一件落着かと思いきや、
ノルマのもとにローマの将軍が
アダルジーザを連れ去ろうとしているという噂が届く。
そしてドラマは終盤に向う。
ノルマは人々を集め、
自分は祖国を裏切り、祖先の神を侮辱したと告白する。
一同が驚く中、自ら火刑台に上がっていく。
その姿を見て、ローマの将軍も自分の罪を悔い、
彼女のあとに続いて火刑台に上がる。
そういうストーリーだ。
舞台は紀元前50年ごろのガリア地方。
遠いヨーロッパの大昔の話、といえばそれまでだが、
このオペラには現代にも通じる真実が描かれていると思う。
犯してはいけない罪を犯した巫女は、
もう巫女としては誰にも認められることはない。
生きていて、人々から尊敬を集めようとするのであれば、
恋愛は絶対にするべきではなかったのだ。
この話の巫女たちのような絶対的な権威は
今の世の中ではあり得ないかもしれない。
恋愛が宗教上のタブーとなっていることには
特別な意味がある神の言葉を伝える(代弁する)者に
世俗の幸せは許されない。
しかし、権威を持った人はストイックであらねばならないということは、
今の時代でも同じだと思う。
与えられた権威を維持していくコストとして、
自分の何かを犠牲にすることが必要である。
権威と栄誉を持ちたいならば、
私欲は切り捨てるという覚悟であってほしい。
ダイアナ元妃がプリンセスという称号もほしいけれど、
女性としての自由もほしいと望むのはやっぱりおかしいことだと思う。
クリントン大統領(当時)が国民の支持も
女性との「不適切な関係」も両方一度に手に入ると思ったら大間違い。
日本の官僚たちだって、地位と名誉を得るからには、
大金をものにしようなどという私利私欲は捨てるべきなのだ。
「どうせ、権力のある人たちのやることは・・・」
と冷めた目で見るのではなくて、
「権威のある人はもっと身を慎め!」
と、もっと声を大にして言うことが必要なのではないだろうか。
こう書いてありますが、最初のところが分からないですよね、
これだけではね。
こう書いてある前のところに、こう書いてあるのです。
(略)
リーダシップというのは、リーダーを大切にする社会のシステムが
それなりにないと発揮されないものなのだ。
「どうせ政治家なんて」
と、うがったふうなことを言っている社会は、
自分たちの手でリーダーの出現を阻んでいるようなものなのだ。
あれが悪い、これが悪い、と言っているだけでは何も変わらない。
それどころか、政治や文化のリーダーになりそうな人の足を
引っ張るだけのことになるのだ。
そんな「たちの悪いやじうま」になってはいけない。
大事なのは、批判する目を持ちながら、
一方で正当な評価をするべきときはし、
応援する気持ちも持つこと。
それが、情報の受け手側の責任でもあるし、
義務だと思う。
こう書いてあります。
こういうことをせせら笑う物知りさんも世間には多いことも
よく知ってはいるのですが、間違いだと思いますね。
こういうことをせせら笑うだけの人って、
スクラップ&ビルドのスクラップの方にしか関心のない人が多いのではないか?
まあ、こんな連中なんてどうでもいいですけれどね。 ^^;
話を権威を持つ人のありように戻しますが、
金美齢さんはいいことを書いておられると思いますよ。
以前にも書きましたが、この本は女性のみならず、
男性も御覧になられるといいと思いますよ。 ^^
非常に分かり易く正論を書いておられると思いますからね。
金美齢さんの、こういう論理を言いたがる人って、
万人うけすることはないでしょうね。
小賢しい人からみると、こういうことを書く人は
冷笑の対象にさえなることでしょう。
でも、今の日本社会であちこちで起こっている
腐敗・退廃している日本人の姿を見ますと、
こういうことを書く方・声を大にして言う方も
本当に必要だと思いますよ。
「恥を知れ!」
こういうことが死語になってしまった今の日本社会には
こういうことを書く、言ってくれる方こそ
大切に思うべきだと思いますね。
真吾オジサン風に書きますと、
「権威ある人はそうでない人よりも恥と言うことをもっと知れ」
ですね。
金美齢さんが例示したような官庁・銀行のような大きな組織ではなくても
同じことが言えると思いますよ。
中小企業の係長さんは、そこの平社員よりも
恥をもっと知るべきだと思いますね。
課長さんはその係長さんよりも恥をもっと知るべきですね。
ところが、これが逆になっている会社が多いことも事実なのです。 ^^;
新入社員が一番世間の常識に近く、上になればなるほど退廃している・・・
こういう構図って、何だかカルト宗教みたいですよね。 ^^;
なんにしましても、こういう腐敗・退廃した権威者が
ある地位にいつまでも居座り続けていると、
その部下は下らないことで振り回され続けることにもなりますからね。
こういうことになっているのは、
決してあるべき企業なり、団体なり、集団なりの姿ではないように思いますね。
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