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リンク・フリーです。


さて、今回の記事も逆境についてです。

今回も新渡戸稲造の「修養」からです。


今まで、この本のことを書いてきましたが、

なかなかいい本でしょう? 

分かりやすいことこの上ないですしね。 ^^


賛否はあることでしょうけれどね。


5000円札をご覧になられる機会には、

今までに書いてきたことを思い出して下さいね。 ^^






逆境の理由を己に反省せよ



逆境に陥った理由を己に求め、今日かく逆境に至ったのは、

己にありと観念を決めたなら、人を怨まなくなるであろう。


実際、また逆境というものは、たいてい自分の失敗に基づくものである。



歴史上他に讒訴され、陥れられた人はたくさんあるが、

善かれ悪しかれ、

その理由とされた欠点は多少己にあったものである。



元来「これは自分が悪かった、自分の失敗であった」

と自分の失敗を認める度量は広大なもので、

大人じみた人にならねば、自分の非を悟ることができぬ。



その証拠は子供相手の場合に最も明らかに見ることができる。


子供を相手としておる時、何かの機会で、子供が泣き出すと、

大概の人は

「私が悪かった、堪忍して」と言い、

相手の子供に責任を負わせない。


これと同じく世上に超越し、世人に比ぶれば親分とか、

兄分とか崇められる人になって、

初めてよく自分の非を認めるのである。


かかる人は世人から虐待を受けても、

あぁ己が悪かったというて、己の非を責める。


キリストは磔刑に処せられてあぶら汗を流して苦しんでおる時、

「天の父よ、我をかくのごとく虐待する者を許したまえ、

 彼等はそのなすところを知らぬ者である」と叫んだ。


この境地に至って初めて人を怨まぬのである。





こう書いてあります。



こうありたいものですよね。 ^^


逆境にある方のみならず、

クレーマーとか、ババアには今日の記事に書いたことを

熟読して頂きたいようにさえ思いますね。




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