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さて、今回の記事も、逆境についてです。
ここ最近、この新渡戸稲造の「修養」のことばかりを書いているのですが、
これらの新渡戸稲造の言い分に賛否はあろうと思います。
ただ、こういう考え方もあるのだなくらいに思ってでも頂けると
真吾オジサンは何となく嬉しくなりますね。 ^^
今回も、逆境についてなのですが、
ここで新渡戸稲造は、うらやみは心が狭いからだと言っております。
ナルホドと思わせてくれる文章だったと思っております。
真吾オジサン風に言わせれば、これは
人間の器が小さい、という表現になるのですが、
まあ、同じことですよね。
うらやみの情は心の狭小より起こる
他人をうらやむことは、心の狭小より起こるから、
これを除くには心をのびのびさせ、
人に及ぼす善は、自分にもまた善であると思い知るに
努めるがよいと思う。
経済学の幼稚な時代には、
甲が益する商売は乙の損であると信じ、
外国貿易も相手の両国が同時に得するものであるという考えは、
いまだ起こらなかった。
例えば、米屋が魚屋から、魚を買うには、金を持っていくが、
その金は、米屋が魚屋その他の人に米を売って、受け取ったものである。
ゆえに金をもっていくものの、
つまり米屋は魚屋から、米で魚を買うと、同じようなものである。
米屋は米を魚と交換し、魚屋は魚を米と換えるのである。
この場合に、米屋と魚屋とはいずれが損得するかというに、
いずれも損をせぬ。
仮にいずれかが損をするとすれば、互いに交換をせぬであろう。
益があると思えばこそ、換えるのである。
人の交際もまたかくのごときもので、多数の人々と交わっておる間には
自分の覚えていることを他人に教え、
自分の知らぬことを他人から教えられる。
知識は他人に与えても、決して減るものでなく、
その交換は物品の交換と同じく、相互の利益となるものである。
人情の交換もまたこれと違うことなく、
自分の喜びを人に分かっても、自分の喜びは決して減らぬ。
また人が嬉しがっておるのを、ともに笑い興じても、
決して自分の損とならぬ。
しかるに、経済学にも迷信があったごとく、
人情の交換にもまたこの迷信が残っておる。
人が得をしたといえば、自分が損したごとく思い、
人が金を儲くれば、自分のも取られたように感じ、
人が名誉を得れば、自分は侮辱を受けたごとくに思い、
人が新しいことを覚えると、自分の知識を削り取られたごとく感じ、
さらに具体的に例を挙げると、
他人の月給が上がったと聞いて、自分は罰金を科せられたごとく思い、
人の位が昇ったのを見ると、自分は下げられたごとく思う。
これが、いわゆるうらやみの情である。
こう書いてあります。
真吾オジサンが仕事であった人、プライベートであった人の大半は、
新渡戸稲造がここに書いてあるような人ばかりですね。
本当のところ。 ^^;
田舎の人や、会社の人間関係ばかりが気になってしようがない人なんかは、
この手の人が多いですよね。
体育会系のところでもこんな面が多いですよね。 ^^;
女性の世界はこれで埋め尽くされているような気分にもなることがありますね。 ^^;
世の中こんなもんよ・・・とは思いつつも、
この手の人の話を聞かされる方は草臥れるのです。
他人の場合はどうだか知りませんが、
真吾オジサンはこの手の人が大の苦手なのです。 ^^;
これほど関わりたくない他人はないな・・・
と本音では思っているくらいでして・・・ ^^;
「いったいなんよ、こいつ・・・ 毎度毎度、飽きもせんと・・・
他人の足をひっぱったり、悪くいったところで、
自分が儲かる・偉くなるわけでもないだろうに・・・
もうちょっとは、こいつ、別の方向に頭を使えないのか・・・」
こう思うわけです。 ^^;
要は、この手の人は、人間の器が小さすぎるのです。
でも、本当に多いですね。
嫌になるくらいでして、もう・・・
次回の記事もこの続きです。
宝石メモ・ブログ 関連キーワード【な行・新渡戸稲造】
宝石メモ・ブログ カテゴリ【世間話】(タイトル名も分かります)
宝石メモ・ブログ 関連キーワード
さて、今回の記事も、逆境についてです。
ここ最近、この新渡戸稲造の「修養」のことばかりを書いているのですが、
これらの新渡戸稲造の言い分に賛否はあろうと思います。
ただ、こういう考え方もあるのだなくらいに思ってでも頂けると
真吾オジサンは何となく嬉しくなりますね。 ^^
今回も、逆境についてなのですが、
ここで新渡戸稲造は、うらやみは心が狭いからだと言っております。
ナルホドと思わせてくれる文章だったと思っております。
真吾オジサン風に言わせれば、これは
人間の器が小さい、という表現になるのですが、
まあ、同じことですよね。
うらやみの情は心の狭小より起こる
他人をうらやむことは、心の狭小より起こるから、
これを除くには心をのびのびさせ、
人に及ぼす善は、自分にもまた善であると思い知るに
努めるがよいと思う。
経済学の幼稚な時代には、
甲が益する商売は乙の損であると信じ、
外国貿易も相手の両国が同時に得するものであるという考えは、
いまだ起こらなかった。
例えば、米屋が魚屋から、魚を買うには、金を持っていくが、
その金は、米屋が魚屋その他の人に米を売って、受け取ったものである。
ゆえに金をもっていくものの、
つまり米屋は魚屋から、米で魚を買うと、同じようなものである。
米屋は米を魚と交換し、魚屋は魚を米と換えるのである。
この場合に、米屋と魚屋とはいずれが損得するかというに、
いずれも損をせぬ。
仮にいずれかが損をするとすれば、互いに交換をせぬであろう。
益があると思えばこそ、換えるのである。
人の交際もまたかくのごときもので、多数の人々と交わっておる間には
自分の覚えていることを他人に教え、
自分の知らぬことを他人から教えられる。
知識は他人に与えても、決して減るものでなく、
その交換は物品の交換と同じく、相互の利益となるものである。
人情の交換もまたこれと違うことなく、
自分の喜びを人に分かっても、自分の喜びは決して減らぬ。
また人が嬉しがっておるのを、ともに笑い興じても、
決して自分の損とならぬ。
しかるに、経済学にも迷信があったごとく、
人情の交換にもまたこの迷信が残っておる。
人が得をしたといえば、自分が損したごとく思い、
人が金を儲くれば、自分のも取られたように感じ、
人が名誉を得れば、自分は侮辱を受けたごとくに思い、
人が新しいことを覚えると、自分の知識を削り取られたごとく感じ、
さらに具体的に例を挙げると、
他人の月給が上がったと聞いて、自分は罰金を科せられたごとく思い、
人の位が昇ったのを見ると、自分は下げられたごとく思う。
これが、いわゆるうらやみの情である。
こう書いてあります。
真吾オジサンが仕事であった人、プライベートであった人の大半は、
新渡戸稲造がここに書いてあるような人ばかりですね。
本当のところ。 ^^;
田舎の人や、会社の人間関係ばかりが気になってしようがない人なんかは、
この手の人が多いですよね。
体育会系のところでもこんな面が多いですよね。 ^^;
女性の世界はこれで埋め尽くされているような気分にもなることがありますね。 ^^;
世の中こんなもんよ・・・とは思いつつも、
この手の人の話を聞かされる方は草臥れるのです。
他人の場合はどうだか知りませんが、
真吾オジサンはこの手の人が大の苦手なのです。 ^^;
これほど関わりたくない他人はないな・・・
と本音では思っているくらいでして・・・ ^^;
「いったいなんよ、こいつ・・・ 毎度毎度、飽きもせんと・・・
他人の足をひっぱったり、悪くいったところで、
自分が儲かる・偉くなるわけでもないだろうに・・・
もうちょっとは、こいつ、別の方向に頭を使えないのか・・・」
こう思うわけです。 ^^;
要は、この手の人は、人間の器が小さすぎるのです。
でも、本当に多いですね。
嫌になるくらいでして、もう・・・
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