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さて、今回の記事も店舗レイアウトについてです。
今回はワンウェイ・コントロールについて書きます。
商業界の「商業用語辞典」に
このワンウェイ・コントロールのことが出ております。
ワン・ウエー・コントロール one way control
ワン・ウエー・コントロール=一方通行とは、
スーパーマーケット(SM)で、
お客が自然に全店を後戻りすることなくくまなく回って買い物をし、
チェックアウトレジに向ってもらえるように
レイアウトを組むことをいう。
SMの場合、青果からスタートし、生鮮食品、日配品の売り場を順番に通り、
その後グロサリー、雑貨の売り場に行けるように設計されている。
また、通路の要所要所にマグネットと称する購買頻度の高い商品も配置してある。
その典型例がグロサリーゴンドラなどのエンドで、
このエンドを魅力的なものとしてお客の注意を向けることで、
店舗の内部にまで入ってきてもらおうというものである。
こう書いてあります。
このワンウェイ・コントロールの理論が登場して
文字どおりに一方通行しかできないお店も登場したのだそうです。 ^^;
一方通行の美術館とか、水族館みたいなもんでしょうね。
ただ、これだと買い忘れた商品があった場合に、
いったん出口に出てから、また入口に入らないとだめなんです。
なので、はなはだ不便なことになるのです。
お客さんにとってね。 ^^;
リピートしてくれなくなりもするのです、これではね。
なので、この文字通りの一方通行のお店は
しばらくして全て消えたそうです。
実はいまでもこれに似た論理でレイアウトをした
割と大きな売り場のおもちゃのお店があるのです。
でも、あまりお客さんは入っていないですね。
やっぱりこれでは・・・と思いますね。
もっと便利なレイアウトでないとお客さんから相手にして貰えないわけですね。
このワンウェイ・コントロールには
(1) 物理的条件
直線誘導主義(通路上の客の大部分をより奥へ、長く誘導すること)
(2) 心理的条件
商品関連誘導主義(売場商品の関連で、客を次の売場に誘導すること)
という二つのことをいうようです。
(1)は
①入口と出口の原則
②主通路と副通路の原則
③コンコース(レジ線の外側の店内共通通路)と
モール(ショッピング・センター内のテナント同士をつなぐ共通歩道)の原則
があります。
(2)は、
①売場分類の原則
②磁石売場づくりの原則
③売場関連の原則
④商品大部門のつなぎ方の原則
⑤フロア構成の原則
⑥プレゼンテーションの原則
があります。
一消費者の立場で、ある店舗を見るときには、
「何か特売品はないかしら・・・」とか
「何か楽しそうなものはないかしら・・・」
とかを思いもされるのでしょうが、
この店舗レイアウトということに思いを致されると
実は結構手が込んでいるわね・・・ということも
多分そのうちにお気づきになられることになるでしょうね。
郊外店に足を運ばれたときには、ぜひ、
この「店舗レイアウトについて」の記事のことを思い出して下さいね。 ^^
「へ~、そうだったのね・・・」
きっと、こう思われる日も来ることだと思いますよ。 ^^
宝石メモ・ブログ カテゴリ【仕事一般】(タイトル名も分かります)
宝石メモ・ブログ 関連キーワード【た行・店舗レイアウト】
宝石メモ・ブログ 関連キーワード
さて、今回の記事も店舗レイアウトについてです。
今回はワンウェイ・コントロールについて書きます。
商業界の「商業用語辞典」に
このワンウェイ・コントロールのことが出ております。
ワン・ウエー・コントロール one way control
ワン・ウエー・コントロール=一方通行とは、
スーパーマーケット(SM)で、
お客が自然に全店を後戻りすることなくくまなく回って買い物をし、
チェックアウトレジに向ってもらえるように
レイアウトを組むことをいう。
SMの場合、青果からスタートし、生鮮食品、日配品の売り場を順番に通り、
その後グロサリー、雑貨の売り場に行けるように設計されている。
また、通路の要所要所にマグネットと称する購買頻度の高い商品も配置してある。
その典型例がグロサリーゴンドラなどのエンドで、
このエンドを魅力的なものとしてお客の注意を向けることで、
店舗の内部にまで入ってきてもらおうというものである。
こう書いてあります。
このワンウェイ・コントロールの理論が登場して
文字どおりに一方通行しかできないお店も登場したのだそうです。 ^^;
一方通行の美術館とか、水族館みたいなもんでしょうね。
ただ、これだと買い忘れた商品があった場合に、
いったん出口に出てから、また入口に入らないとだめなんです。
なので、はなはだ不便なことになるのです。
お客さんにとってね。 ^^;
リピートしてくれなくなりもするのです、これではね。
なので、この文字通りの一方通行のお店は
しばらくして全て消えたそうです。
実はいまでもこれに似た論理でレイアウトをした
割と大きな売り場のおもちゃのお店があるのです。
でも、あまりお客さんは入っていないですね。
やっぱりこれでは・・・と思いますね。
もっと便利なレイアウトでないとお客さんから相手にして貰えないわけですね。
このワンウェイ・コントロールには
(1) 物理的条件
直線誘導主義(通路上の客の大部分をより奥へ、長く誘導すること)
(2) 心理的条件
商品関連誘導主義(売場商品の関連で、客を次の売場に誘導すること)
という二つのことをいうようです。
(1)は
①入口と出口の原則
②主通路と副通路の原則
③コンコース(レジ線の外側の店内共通通路)と
モール(ショッピング・センター内のテナント同士をつなぐ共通歩道)の原則
があります。
(2)は、
①売場分類の原則
②磁石売場づくりの原則
③売場関連の原則
④商品大部門のつなぎ方の原則
⑤フロア構成の原則
⑥プレゼンテーションの原則
があります。
一消費者の立場で、ある店舗を見るときには、
「何か特売品はないかしら・・・」とか
「何か楽しそうなものはないかしら・・・」
とかを思いもされるのでしょうが、
この店舗レイアウトということに思いを致されると
実は結構手が込んでいるわね・・・ということも
多分そのうちにお気づきになられることになるでしょうね。
郊外店に足を運ばれたときには、ぜひ、
この「店舗レイアウトについて」の記事のことを思い出して下さいね。 ^^
「へ~、そうだったのね・・・」
きっと、こう思われる日も来ることだと思いますよ。 ^^
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