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今回の記事も前回の記事の続きです。
宝石メモ・ブログ 経営者に就任してから退任するまで その1 確立期
宝石メモ・ブログ 経営者に就任してから退任するまで その2 意思反映期
今回も引用させて頂きましょうね。
継承期
次代の後継適任者を選ぶ時期に当たり、最も経営者の真価が問われます。
つまり、「自己否定」と「自己再発見」を平行して行うことが求められるためです。
自己否定は、今までの経営路線を自ら否定し、
時代に必要な能力と資質を特定し、
これを備える人材を後継者とすることです。
これを誤ると会社の方向も誤ることに直結し、
最大の試練期と言えます。
自己再発見は、退任後の人生設計をやり直し、
自分の存在理由を見出すことです。
自己再発見が出来ず、名誉顧問・相談役などとして残り、
会社への依存心から脱却しえず、
不祥事や社内抗争の種となる人も多くみかけます。
この時期に経営者が示すべき行動特性は、次の通りです。
①「自己のアイデンティティの確立」
経営者は事業拡大をしていくことが責務です。
しかし、あまりにのめり込みますと、
社業を離れた自分を見失うことになります。
つまり、事業拡大は会社の経営目標の一つであり、
経営者自身の存在価値の一部だけです。
②「自己の成功体験を語らない」
成功体験は、経営者個人の域を出ませんので、
その再現を役員に矯正しすぎると戦略転換の妨げともなります。
それよりも、難局を突破するアイデアや独創的な事業の仕組みを
案出するために「考え尽くすことの大切さ」を教えます。
③「自己の成功に導いた時代背景の理解」
時流に乗ることに成功した独自の経営手法は、
その時代に適合し得たのですが、現在から将来にかけては大きく変化しますので、
経営手法を変更または進化させていくことが求められます。
特に、名声を確立した経営者は、自分自身に対して甘くなりがちです。
”耳に甘い情報”にのみ理解を示し、耳障りな情報への反応を怠ると、
会社の衰退を招くことになります。
④「今後の3~5年の時代に求められる資質と能力の予測」
時代に適合する人材を見極めるには、経営者一人だけでは、
一族か否かや操縦可能な人か否かなどの色メガネで片寄ることになりがちです。
次の時代には、どのような資質と能力を求められるのかを、
社外の人と相談して具体的に読みとります。
⑤「資質と能力を備える後継者の決定」
社外の目で資質と能力を十分に点検させ、
より客観的に適任者を選ぶことが不可欠です。
適任者は、親会社だけにいるとは限りません。
独自のノウハウで実績を上げた人材が、
グループ企業にいれば、親会社に呼び
経営者革新に取り組むようにします。
⑥「院政を行わない」
社長を譲っても権力を掌握しつづける人もいます。
いわゆる院政です。
しかし、自己の裁量を優先し過ぎて聖域をつくり、
不祥事や組織腐敗の元凶となる可能性も高くなります。
⑦「退任後の人生設計を描き実践する」
退任後の人生設計を行い、人間としての完成度を高めていく道も残されています。
成熟した人間を目指すスタートを切ります。
以上の行動特性を踏まえて、継承期にある経営者を見分ける判定基準は、
次の通りです。
◎「目安としての就任後年数」
創業者または二世経営者では、就任後8~15年の期間です。
2期4年のサラリーマン社長は、3~4年目となります。
◎「経営者の行動変更」
経営者が自己否定と自己再発見のための行動を実際に
取り組んでいるかがポイントになります。
そこでポイントとなる経営者の行動の有無を点検します。
「社長が成功体験を語らなくなる」は、
過去の成功体験を話す時間が極端に少なくなり、
役員や社員の意見をよく聞くようになることです。
「社内で次の後継者の話が多くなる」は、
社内の会話に後継者の下馬評などの話題が多くなることです。
社内の変化を求めている徴候でもあります。
「社外の活動が目立つ」は、
財界活動や地域活性化などの貢献活動が、
経営者の時間を割くようになることです。
意図的に役員に対応させようとする行動でもあります。
以上の3ポイントのなかで2ポイント以上を確認することができれば、
継承期にあると言えます。
こう書いてありました。 ^^
この本、面白そうでしょう?
大体、この本は
「リレーションシップバンキングを成功させる経営者の能力評価」
という題の本なので、銀行員の方が御覧になられる本だろうと思うのですが、
銀行員の方に限らず、事業をされておられる方や、
もっと世間のことを私は知りたいと思われておられる方が
御覧になられましても、きっと参考になることも多いだろうと思いますよ。 ^^
日本社会って、この院政の問題が多いように思いますよ。
これが、真吾オジサンなどに言わせますと、
老害社会になっている原因のようにも思いますね。 ^^:
本当は若い人同士が、屁みたいなことで足の引っ張り合いをしているのが・・・
「あいつ・奴には負けたくない!」
くらいのことしか頭の中になくて、若い人同士が手を組めない・・・
これで、老害駆除が事実上できないことが多い・・・
この構図が本当に多いように思いますよ。
明治の日本は本当に若い方が作って、日の出の勢いだったのです。
口が達者な高齢者がそうした日の出の日本を作ったのではないと思いますよ。
高齢者のことを社会経験が豊富なのだからと有難がって依存するよりも、
若い人同士が組んで、院政をしく高齢者のことなど考えず、
ドンドンと話を進めるほうが日本社会全体としてもいいように思いますね。
宝石メモ・ブログ カテゴリ【仕事一般】(タイトル名も分かります)
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今回の記事も前回の記事の続きです。
宝石メモ・ブログ 経営者に就任してから退任するまで その1 確立期
宝石メモ・ブログ 経営者に就任してから退任するまで その2 意思反映期
今回も引用させて頂きましょうね。
継承期
次代の後継適任者を選ぶ時期に当たり、最も経営者の真価が問われます。
つまり、「自己否定」と「自己再発見」を平行して行うことが求められるためです。
自己否定は、今までの経営路線を自ら否定し、
時代に必要な能力と資質を特定し、
これを備える人材を後継者とすることです。
これを誤ると会社の方向も誤ることに直結し、
最大の試練期と言えます。
自己再発見は、退任後の人生設計をやり直し、
自分の存在理由を見出すことです。
自己再発見が出来ず、名誉顧問・相談役などとして残り、
会社への依存心から脱却しえず、
不祥事や社内抗争の種となる人も多くみかけます。
この時期に経営者が示すべき行動特性は、次の通りです。
①「自己のアイデンティティの確立」
経営者は事業拡大をしていくことが責務です。
しかし、あまりにのめり込みますと、
社業を離れた自分を見失うことになります。
つまり、事業拡大は会社の経営目標の一つであり、
経営者自身の存在価値の一部だけです。
②「自己の成功体験を語らない」
成功体験は、経営者個人の域を出ませんので、
その再現を役員に矯正しすぎると戦略転換の妨げともなります。
それよりも、難局を突破するアイデアや独創的な事業の仕組みを
案出するために「考え尽くすことの大切さ」を教えます。
③「自己の成功に導いた時代背景の理解」
時流に乗ることに成功した独自の経営手法は、
その時代に適合し得たのですが、現在から将来にかけては大きく変化しますので、
経営手法を変更または進化させていくことが求められます。
特に、名声を確立した経営者は、自分自身に対して甘くなりがちです。
”耳に甘い情報”にのみ理解を示し、耳障りな情報への反応を怠ると、
会社の衰退を招くことになります。
④「今後の3~5年の時代に求められる資質と能力の予測」
時代に適合する人材を見極めるには、経営者一人だけでは、
一族か否かや操縦可能な人か否かなどの色メガネで片寄ることになりがちです。
次の時代には、どのような資質と能力を求められるのかを、
社外の人と相談して具体的に読みとります。
⑤「資質と能力を備える後継者の決定」
社外の目で資質と能力を十分に点検させ、
より客観的に適任者を選ぶことが不可欠です。
適任者は、親会社だけにいるとは限りません。
独自のノウハウで実績を上げた人材が、
グループ企業にいれば、親会社に呼び
経営者革新に取り組むようにします。
⑥「院政を行わない」
社長を譲っても権力を掌握しつづける人もいます。
いわゆる院政です。
しかし、自己の裁量を優先し過ぎて聖域をつくり、
不祥事や組織腐敗の元凶となる可能性も高くなります。
⑦「退任後の人生設計を描き実践する」
退任後の人生設計を行い、人間としての完成度を高めていく道も残されています。
成熟した人間を目指すスタートを切ります。
以上の行動特性を踏まえて、継承期にある経営者を見分ける判定基準は、
次の通りです。
◎「目安としての就任後年数」
創業者または二世経営者では、就任後8~15年の期間です。
2期4年のサラリーマン社長は、3~4年目となります。
◎「経営者の行動変更」
経営者が自己否定と自己再発見のための行動を実際に
取り組んでいるかがポイントになります。
そこでポイントとなる経営者の行動の有無を点検します。
「社長が成功体験を語らなくなる」は、
過去の成功体験を話す時間が極端に少なくなり、
役員や社員の意見をよく聞くようになることです。
「社内で次の後継者の話が多くなる」は、
社内の会話に後継者の下馬評などの話題が多くなることです。
社内の変化を求めている徴候でもあります。
「社外の活動が目立つ」は、
財界活動や地域活性化などの貢献活動が、
経営者の時間を割くようになることです。
意図的に役員に対応させようとする行動でもあります。
以上の3ポイントのなかで2ポイント以上を確認することができれば、
継承期にあると言えます。
こう書いてありました。 ^^
この本、面白そうでしょう?
大体、この本は
「リレーションシップバンキングを成功させる経営者の能力評価」
という題の本なので、銀行員の方が御覧になられる本だろうと思うのですが、
銀行員の方に限らず、事業をされておられる方や、
もっと世間のことを私は知りたいと思われておられる方が
御覧になられましても、きっと参考になることも多いだろうと思いますよ。 ^^
日本社会って、この院政の問題が多いように思いますよ。
これが、真吾オジサンなどに言わせますと、
老害社会になっている原因のようにも思いますね。 ^^:
本当は若い人同士が、屁みたいなことで足の引っ張り合いをしているのが・・・
「あいつ・奴には負けたくない!」
くらいのことしか頭の中になくて、若い人同士が手を組めない・・・
これで、老害駆除が事実上できないことが多い・・・
この構図が本当に多いように思いますよ。
明治の日本は本当に若い方が作って、日の出の勢いだったのです。
口が達者な高齢者がそうした日の出の日本を作ったのではないと思いますよ。
高齢者のことを社会経験が豊富なのだからと有難がって依存するよりも、
若い人同士が組んで、院政をしく高齢者のことなど考えず、
ドンドンと話を進めるほうが日本社会全体としてもいいように思いますね。
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