債権者集会について。

リンク・フリーです。



ここ最近、この話題ばかりで申し訳ないのですが、

「四〇〇万企業が哭いている」のことで、

今回の記事も書きます。


この本の１７４ページ目にこう書かれあるところがありました。

ぜひ、御覧下さいね。

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・・・私は株式会社エス・オーインクが人生のすべてでございました。

いくつかあった趣味をやめ、友人たちとは自ら疎遠になり、そして失い、

一切のプライベートを捨て、私財をすべてつぎ込み、

経営一本に集中した生活を送りました。


しかし、この数年間の業績はそれに比例せず、

悪戦苦闘の毎日でした。

直近の一年間は出来うる事業改善・リストラを模索し、

一つ一つ実行中でおりました。

そして回復の兆しが見え始め、さらに新体制も社内で決定していた中、

今回の事件により、事業継続は不可能な状態となり、

破産という選択しか道はございませんでした。

私の率直な心境と致しまして、とても言葉では表現できない無念さと

皆様に対する後ろめたさ以外、何もございません。

未来の糧や術、希望すら見えない現在、

地獄の境地でございます。


最後になりますが、これまでご協力・ご支援をいただきました皆様に

不義理いたしますことに、重ねて心よりお詫びし、謝罪申し上げます。

このたびは本当に申し訳ございません。


（朝倉亨が債権者集会で謝罪するために用意した原稿－平成２４年１月）

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こう書いてありました。


これね、「お涙ちょうだいで債権者から同情を得ようとする作戦なのだな」

くらいにしか受け取れない人もきっと多いことでしょう。

年齢が若い方だと特にそう思われるかもしれませんね。



もしかしたら、そういう面も多少はあったかもしれませんね。

ここの元経営者の方も人間ですからね。



ただね、真吾オジサンも倒産前夜を経験させて頂いた経験から

書かせて頂きますと、この文章は「まこと」だと思いますね。



この倒産前夜のときは、真吾オジサンは

１ヶ月で１０キログラム以上も体重が落ちましたからね。



そういう経験をした真吾オジサンの目には、お涙ちょうだいのために、

こういう謝罪文を用意されたようには見えませんね。



これね、エス・オーインクの社長さんの場合だけではないと思いますよ。


少なからぬ従業員・取引先のいる会社の経営者の方で、

業績がままならぬ状態が続いて、連続で赤字になったという会社の場合ですと、

ぼんくら経営者の場合なら話は異なることにもなるでしょうけれど、

人並みの経営者の方でしたら、趣味もやめ、友人とも縁がほとんど切れ、

会社に私財もつぎ込んでおられることもあることだと思いますよ。

そうやって、何としても会社を立て直そうとされるだろうと思いますよ。



ぼんくら左翼とかが、搾取する姿のようなことばかりを描くので、

世間から誤解されているようにも思うのですが、

中小零細企業のオヤジさん・おふくろさんって、

会社が傾いてくると、このくらいのことは

誰でも・どこでもされておられるようにも思いますよ。



まあ、中には本当のぼんくら経営者もいますけれどね。　＾＾：




この文章を御覧いただきましたついでに、この動画をご覧くださいね。

確かこれ随分前にテレビで見たことのある映像なのです。


　動画　八王子自動車教習所債権者説明会


酷いことをしますよね。


債権者は自動車学校なので、若い方が多かったのでしょうね。


若い方ですと、失礼ながら、自分の都合ばかりで、

まだ社会が見えないことも多くて

こうなるのもまあ無理もないか・・・とも思いますけれどね・・・


このくらいの年齢の方に、倒産に至るプロセスとか、

そうなるまでの経営者などの思いをイメージしてみろ、

というたところで、それは無理な話でもありますからね。


ここまで求めるのは若い方々には期待しない方がいいですよね。

そんなもんだろうと思います。



ただ、こういう若い方々でも、１０年後・２０年後には、

これと同じような気持ちのままでは居て欲しくはないですね。


もう少しは、自分の都合ばかりではなく、

他人の痛みも分かる大人になって頂きたいように思いますね。



若い時ですので、免許を取れたらいち早く車も欲しいことでしょう。

デートのための金もいることでしょう。

洋服も欲しい、美味しいものも食べたいことでしょう。

これらを我慢して貯めたお金でもあることでしょう。

アルバイトで嫌なお客さんにも頭を下げて苦労して貯めたお金だっただけに、

許せなくなる気持ちにもなることでしょう。


しかし、それにしましても

今少しは会社を倒産させた人の痛みも分かって頂きたいですね。


ぼんくら経営者の倒産の場合なら兎も角、

人並みの経営者の方が会社を倒産させて、

この動画にあったように、

ここまで債権者にされることはあまりにも酷なことだと

真吾オジサンなどは思いますけれどね。


いくら債権者であったとはいえ、限度というものはあったはずだと思いますね。



お金が絡んでいるときって、その人の本性が出ることが多いですね。


真吾オジサンに言わせますと、

ある人が本当に優しい人なのか、表向きに過ぎないのか、

これを見分けたいのでしたら、この金が絡む時の姿を

見るに越したことはないように思いますね。


「この人とお付き合いしてもいいかしら、何となくこの男性は優しそうだし・・・」

こう思われている独身女性でしたら、相手の男性の優しさ加減をしりたいのでしたら、

１回目のデートのときに、その男性の金離れの良さとかを見るといいかもしれませんよ。


あと、食事に行った時に、あるお店の店員さんに

クレームをつけるようなことをしないか？とかね。


お金を支払う立場になったら、王様でないと気が済まないような男性は、

優しさなんて、まあ表向きのことくらいに思われた方がいいでしょうね。



男性に経済力を求めているのなら、また話は変わってくるのですが、

「何より優しい男性がいいわ！」

こう思われている独身女性でしたら、この真吾オジサン流の男性の優しさの

鑑別方法を覚えていてくださいね。　　＾＾


そんなに大きく間違えることはない鑑別方法だと

自分では思っておりますのでね。



話が変な方向に流れ終いましたが、

兎も角、この平成濁世とはいえ、

今少しはお互いに他人に優しくあってもいいと思いますね。


他人の失敗を許せるようにあってもいいように思いますね。





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