ユーザーの漠然たる信頼感について。

真吾オジサンは、ユーザーさん、

特にエンドユーザーさんには、この「漠然たる信頼感」を持っているので、

宝石をご購買されるのだと思います。

余程若い方でもない限り、

宝石の業界で起こった過去の残念な事件を、一つも知らない方はないでしょう。

ですから、一抹の不安をユーザーさんは、

程度の違いはあれ、持っているものだと思います。


ユーザーさんは、この「一抹の不安」を乗り越えて、

宝石のご購買をされておられるのです。


この「一抹の不安」を乗り越えさせているものは、

真吾オジサンが思うに、「漠然たる信頼感」だと思います。

ユーザーさんは、鑑別・鑑定・検査の器具を持っておられるわけではないのです。

率直に申し上げて、宝石の知識だってたかがしれたものでしょう。

してみると、絶対の確信など持てるものではないでしょう。


実態は、「あそこは大きい会社だからしっかりしているはずだ」とか、

「あの人（営業マン）が、私にそんなことをするはずがないわ」とか、

「私の目に狂いはないはずだ」くらいのものだと思います。


卸・小売店の実態では、ほとんどは大した検査の器具もお持ちではないでしょう。

ですから、結果的にユーザーに迷惑をかけかねない面は常にあるように思います。


流通の川上にあるところは、

ユーザーさんのこの「漠然たる信頼感」を損ねることがないよう

よくよく注意しましょうね。

また、鑑別会社も、しっかりしましょうね。　　＾＾

なかには、不当な要求をする・におわせるようなところがあるかもしれませんが、

権威を守るべく、頑張って頂きたいものです。

また、ユーザーさんは、そういう権威を守ろうとされている鑑別会社に

仕事を回すように心掛けましょうね。

きちんとした鑑別・鑑定には、然るべきコストがかかることも、

ユーザーさんは理解をしましょうね。


また、ユーザーさんは、「値切り屋」のようなことをしては駄目ですよ。　　＾＾；

目先の欲に目がくらんで、ババを引いたではね・・・

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