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今回の記事も、アメリカかぶれで、前回の記事の続きです。
宝石メモ・ブログ アメリカニズムについて。 その1
しかし他面で、アメリカニズムは独善的な狭隘さや、
<翼をひろげた鷲>のイメージが象徴する、
他国と他民族への威圧的態度 spread-eagleism も生んだ。
19世紀中ごろの<アメリカ党(別名<ノー・ナッシング党>)>は、
純粋なアメリカ人の尊重を標榜しつつカトリック系移民を排除したが、
同様な態度はなんども形をかえてアメリカに現れ続けた。
<100パーセント・アメリカニズムを永続させる>ことをうたった
<アメリカン・リージョン(在郷軍人団)>は、
互助団体であると同時に、
伝統的愛国主義の牙城となってきた。
アメリカニズムは、長い間、アメリカ人には
ほとんど当然のこととして信奉されてきた。
ソローが強烈な個我主義の立場から、
またマーク・トウェーンが反帝国主義の立場から、
アメリカニズムに反対するようなことはあったが、
その種の主張は世間一般にほとんどうけいれられなかった。
1960年代になって、少数派人種の反乱、ベトナム反戦、
デモクラシーのゆきづまりなど、さまざまな要素が重なり、
ようやく単純なアメリカニズムに自己反省が生まれた。
しかしアメリカニズムが崩壊してしまったわけではなく、
アメリカ的理想主義は生き続けたし、
<古き良きアメリカ><強いアメリカ>への回帰といった形での
愛国主義もまたふたたび台頭してきている。
こう書かれてありました。
これをご覧になられますと、盲従的にアメリカを有り難がっている人は、
「あれ? 日本の保守と重なるところも多いではないか・・・」
こくのくらいの気持ちになられるのではないですか?
以前にも書きましたが、
サーカスの「アメリカン・フィーリング」のように、別にそう殊更、
「アメリカ様こそがまことのユートピア!」
のように有難がるほどのこともないと
真吾オジサンなどは思いますけれどね。 ^^:
繰り返しになりますが、別に反米になれ!と言っているのではないのです。
また殊更、親米になれ!とも言っていないのです。
もっと普通に自然体なお付き合いが望ましいと思うのです。
アメリカに対する変なといいますか、奇妙な依存心から
日本人はもうそろそろ抜け出してもいい時期だと思いますよ。
この依存心から抜け出せますと、
「現状の憲法でいいわけはないよな」
こうなるはずですけれどね。
テポドンの問題でも、この依存心があるので
「アメリカ様が助けてくれるはずだ」
こういう淡い期待があるので、喉元過ぎれば・・・になっているように
真吾オジサンなどには見えますけれどね。
アメリカはアメリカの都合がまずあって、
その都合は必ずしも日本の国益にはつながってはいないことを
もっと知らないとダメですよね。
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