インポートジュエリーについて。

さて、今回の記事は「インポートジュエリー」について書きます。


矢野経済研究所さんが発行をしておられる

「JAPAN PRECIOUS no60」に書いてありました。


２００９年のインポートジュエリー小売市場規模は２，３１８億円で、

前年比８４，３％だったそうです。


「ルイ・ヴィトン」「エルメス」「ティファニー」「グッチ」など軒並み、

前年の売り上げから大きく落ち込まれたようです。


残念なことです。


で、いろいろ催事をされたり、アウトレットへ出店したりされたそうです。



しかし、こうされることは、真吾オジサンに言わせれば、

折角築かれてきたブランド力を、自ら壊しているようなものです。

製品・商品を動かしたい心情は、よ～く分かるのですが・・・


特に、アウトレットへの出店は、副作用が相当に大きいように思いますよ。

今からでも、お考えになられた方がいいように思います。　　＾＾；


このアウトレットというものは、真吾オジサンに言わせれば、

非常に良くないと思います。

必要性は分からなくもないのですが、このアウトレットの存在は、

デフレを加速させる存在のように思えます。


その上、アウトレットでも売れないようなことになってさえいるのです。


インポートジュエリーは、魅力的な製品が多いものです。

宝石のデザインは、西洋のものは魅力的なデザインが多いように思います。

イタリアの宝石のデザインなどは、真吾オジサン好みです。　　＾＾

今後も、多くの美しいデザインを拝見できることでしょうね。

今後も、日本女性の美しさに、ご貢献をされることでしょうね。


そう思っている真吾オジサンですので、

インポートジュエリーがアウトレットというところに存在することが残念なのです。

もともとインポートジュエリーを身につけるに相応しい方は、

アウトレットなんかへは行かれないでしょう。

客層が異なるように思いますよ。　　＾＾；


その上、どうかすると、

いいお客さんがアウトレットで買った方がいいわ、となりかねないのです。

これは良くないことでしょう。　　　＾＾；



もう随分前になりますが、

海外の有名ブランド店があちこちに出店計画を発表しておられました。

真吾オジサンは、多分そう長くは続かないぞ、と思っておりましたが、

やはりそうなりました。


こうなったのは、真吾オジサンに言わせれば、

マスコミの責任も大きいように思います。

「規模で勝負」といった趣旨のことが、新聞等で多く書かれておりました。

で、「乗り遅れるな！」となった面もあるのではないですか・・・



真吾オジサンは、まだ当面は、

インポートジュエリーの日本の市場での収縮は続くと思います。


インポートジュエリーの会社の役員さんは、

店頭で実際の販売の現場を見ておられるのかなぁ・・・

真吾オジサンの勘繰りでは、

数字ばかり見ておられる時間が長いのではないかな？と思います。


数字も大切なのですが、どうやって販売員さんがその数字を作っているのか、

その実態を知らないと、兎角、浮世離れした販売計画になることがあるものです。


折角、日本で築いてこられたブランド力を削ぐことがないよう、

頑張って頂きたいものです。

２０１１年記事一覧

２０１０年記事一覧

カテゴリ一覧

宝石メモHP

宝石メモ・ブログ　　関連キーワード

あ行	か行	さ行	た行	な行
は行	ま行	や行	ら行	わ行