巧妙な過量販売の手口について。 その２

さて、今回の記事は、巧妙な過量販売の手口について書きます。


今年の２月１１日の記事に、

この「巧妙な過量販売の手口について」

を書いたのですが、久しぶりに、また書くことに致します。


以前に書いた手口は、

「お店側がわざと売掛にしておく」ということを書きました。



今回の手口は、「既成事実を積み上げる」ことについて書きます。


真吾オジサンは、今までに消費者問題関連の資料に

結構、目を通したような気ではいるつもりなのですが、

それらの資料には書かれてはいなかったことを書くつもりです。


真吾オジサンの体験したことを書きますね。


過量販売と言うと、まあ、消費者向けのことが書いてありますよね。

本でも、新聞でもね。


しかし・・・


真吾オジサンに言わせれば、業者間でも、この過量販売があるのです。


要は、川下企業に商品を「押し込む」訳です。


真吾オジサンに言わせれば、この業者間の過量販売も問題視されても

本当はいいように思うのですが・・・


なぜならば、消費者の場合とは、金額が異なりますからね。



で、この業者間の川下企業への押し込みようなのですが、

ここで「既成事実を積み上げる」テクニックで、

川下企業へ押し込もうとするわけです。


川下企業が、ある契約をするともなんとも言ってはいないのにもかかわらず、

さも、もう話がどんどんと進んでいるように振舞って、

既成事実を積み上げてしまうようなことをするのです。


この手口、実は、マルチ（まがい）商法をしている輩でもよくするのです。

でも、この手口、絵にかいたような悪徳業者（例えば、マルチの会社）

ではなくても、やっているところが多いように思います。


呉服の卸でも、この手口をやるところがあります。

婦人服の卸でも、やっているところがあります。　＾＾；


真吾オジサンが経験したのは、婦人服の卸がこれをやったのです。

他でもありましたけどね。　＾＾；



婦人服の卸が、あるホテルで展示会をするので、

真吾オジサンに協力を求めてきたのですが、

真吾オジサンは、問題視していた製品がある展示会でしたので、

参加することを、ずっと断っていたのです。


そうすると、この婦人服の卸は、真吾オジサンが相手では埒があかない

とばかりに、社長の父に頼むようになったのです。

そこで、真吾オジサンが、「展示会に参加するといった」ということで、

勝手に話をまとめて、どんどん話を進めていたのです。


父も、馬鹿だったのです。

こちらに確認もすることもなく、そのぼんくら営業マンの言うことを

真に受けていたのですからね。
　

真吾オジサンの経験したところでは、この手口、

多少は異なりますが、あちこちで横行している手口だと思いますよ。



上記したことは、展示会に参加するか・否かということでしたが、

商品の販売で押し込むときでも、まあ似たようなもんです。



勝手に「契約書に書いておいてあげたわよ」とか言って、

マルチ（まがい）商法なんかは、契約させていたところもあると思います。　＾＾；


無茶苦茶ですよね・・・

でも、多いように思いますよ。


川上企業も苦しいところも多いのでね・・・



でも、この手の会社には注意ですよ。

逆ギレなんて、この手の会社では当たり前のことですからね。


貴方が首を縦に振らないうちに、どんどんと話を進めようとする人・会社を

信頼しないよう、この機会に覚えておきましょうね。


真吾オジサンの経験では、この手口をしている人・会社で、

その後、改善された人・会社を知りませんからね。


早い話が、このような連中は、碌な人でも、会社でもないということなのです。




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