ビジネスパートナーについて。

リンク・フリーです。


大切ですよね、このビジネスパートナーって。


でも、兎角、自分と似たような人をビジネスパートナーに

したがるようなところはないですか？　　　


それなりの理由をつけて・・・




ところで、日経ビジネス人文庫に本田宗一郎著

「本田宗一郎　夢を力に」

という本があります。


この本は面白い本ですよ。

技術系の方でも、営業の方がご覧になられてもきっと面白い本だと思います。


勿論「HONDA」の本田宗一郎さんのことです。



この本の中にこう書いてあるところがあります。

---

私は東海精機時代はもちろん、

それ以前から自分と同じ性格の人間とは組まないという信念を持っていた。

自分と同じなら二人は必要ない。

自分ひとりでじゅうぶんだ。

目的は一つでも、そこへたどり着く方法としては

人それぞれの個性、異なった持ち味をいかしていくのがいい、

だから自分と同じ性格の者とでなく

いろいろな性格、能力の人といっしょにやっていきたいという考えを

一貫して持っている。


藤澤という人間に初めて会ってみて私はこれはすばらしいと思った。

戦時中バイトを作っていたとはいいながら機械についてはズブの素人同様だが、

こと販売に関してはすばらしい腕の持ち主だ。

つまり私の持っていないものを持っている。

私は一回会っただけで提携を堅く約した。


これに関連して、つねづね私の感じていることは、

性格の違った人とお付き合いできないようでは

社会人としても値打ちが少ない人間ではないかということである。

世の中には親兄弟だけで会社を経営して、

自分勝手なことをするような会社があるが、

人材は広く求めるべきもので、

親族に限っているようではその企業の伸びはとまってしまう。

本田技研の次期社長は、この会社をりっぱに維持、

発展させうる能力のある者なら、あえて日本人に限らず

外人でもかまわないとさえ思っている。

---

このように書いてあるのですが、

そうだなぁ～って思いますね。



ついでに書いておきますと、

本田宗一郎さんの人間のスケールの大きさのようなものも感じますよね。



今の日本人は、この本田宗一郎さんをお手本にすべきですよね。


組織のあり方というだけではなく、

この包容力という点も見習うべきだとも思いますね。





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