フランチャイズ契約締結段階において生じる問題について。 その２

リンク・フリーです。


さて今回もこのことについて書きます。



この問題は判例も多いようなのです。



フランチャイザーが提供する情報の内容に問題があることがあるのです。

損益予想でこれがあることも多いのです。



①売上高に影響を及ぼす学生の入店率を高く見積もった点に

合理性がないこと


②競合店の存在について十分な調査をしたか疑問があること。


③近隣の競合店について、誤った評価を行ったこと。


④市場調査について、調査を担当した人材、調査方法が

十分なものとはいえないこと。


⑤店舗の隣接地域より遠隔地域からの来店客の方が多いという

不合理な予測を立て、これに基づいて損益予想を行ったこと。


⑥計算自体に明白な誤謬があること。


こういうことが判例のなかにあるのです。　　＾＾：



完全な損益予想なんて、誰にでも出来ないことなのです。

だから、あまりに完璧を求めるのもどうかとは思います。


「しかし、それにしても・・・」　＾＾：

ということもこの平成濁世の日本には本当に横行していることは

ぜひ知っておいて下さいね。　　＾＾：



真吾オジサンなどは、数字を額面通りに言う業者さんなんて、

滅多にお会いできるものでもないように思いますよ。


真吾オジサンの経験を書かせて頂きますと、

１０社ほど営業マンがいるとしましょうか。


この中で１人でも、仕事に関することの数字を

正確に言う営業マンに出会えましたら、

もうそれは嬉しくなるくらいですね。　＾＾

というのも、まず、こういう営業マンはいないとしたものですね。　＾＾：


真吾オジサンなどは、もう最初から、そんなことを言う人に出会えるとは

期待さえしていないくらいでしてね。　＾＾：



数字だけではないのですよ、これが。　＾＾：



牽強付会な論理なんて当たり前。

針小棒大のセールストークも当たり前。

肝心なことに言及しないことも当たり前。

積極的に騙しにくることも、ざらもざら・・・　＾＾：



これね、絵にかいたようなぼんくら会社、

－たとえば、マルチまがい商法の会社とか、和牛商法の会社とかね－

こういう会社ばかりがそういうことをしているのではないのです。



皆さん、よ～く御存知の会社も含めて、こんなもんですね。

勿論、銀行などの金融機関でもそうですね。

真吾オジサンの経験したところではね。　



まあ、善意的にこうしたことを受け取れば

営業熱心とも言えるのでしょうけれどね。


相当に歪んではおりますけれどね・・・　　＾＾：



こういう風な経験を多くさせて頂いておりますので、

さきほど書きました判例のようなことは、

多分、氷山の一角に過ぎないだろうなと思っております。　＾＾：



消費者でも、業者さんでも、情報を

他社・他人にばかり依存してはダメですよ。

これ、宗教の世界でもそうだと思いますね。


自分で集められる情報の量なんて、まあ知れたものでしょう。

またどういう視点で集めたらいいのかよく分からないこともあることでしょう。


でも、自前の情報・情報源は持っておきましょうね。　＾＾

そしてその情報を自分の頭の中で分析するようにもしましょうね。　＾＾


これはとても大切なことのように思いますよ。



真吾オジサンの経験したところや、

判例などを見ていると、どうもそうすることは非常に大切なことのように思いますね。



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