幸いについて。

リンク・フリーです。


今回の記事は「幸（さいわ）い」について書きます。


このブログを御覧の貴方。

言葉の語源について関心はありますか？　＾＾


日常、気にすることもなく使っている言葉でも、

その語源を知りますと、これがウンと面白くもなるものなのです。　＾＾


なので、意味なんかもう分かり切っているわ、という言葉でも

一応はその言葉を辞書で引いてみるといいと思いますよ。


結構、「へ～、そうだったのか・・・目からうろこ！」

こういう経験もできるはずですからね。　＾＾



幸い（さいわい）という言葉の語源について書いてある本があります。


この本によりますと、

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さいわい　（幸い）



幸とも福とも書く。

しあわせのよいこと、運のよいことで、

『日本書紀』にも二、三の用例がある。

万葉集巻七の

「福（サキワヒ）のいかなる人か黒髪の白くなるまで妹（いも）が声を聞く」

は年とるまで夫婦そろって生きながらえている幸運を歌ったもの。


サイワイはサキワイの音便で、歴的仮名遣いではサキワヒ。

語源のサキに意味がある。

サキはサチともサツとも言い、霊力のことだったらしい。

山へ狩りに行ってもケモノをとることのできる弓矢を

サツ矢とも、サチ弓ともいう。

このことばはシャチという発音で、現代にも一部の山村に残っている。

静岡県から長野県にかけて狩人の幸運をシャチと言い、

獲物をとったときにシャチ祭りをする、

あるいはシャチ神を祭って狩りの幸運を祈る。

また一度獲物に命中した弾丸を大切に保存しておき、

新しい鉛に溶かし込んで作った弾丸を、

やはり静岡県の狩人たちはシャチ玉と呼んでいる。

---

こう書いてありました。　＾＾

語源になっていることばって、実は宗教に関わる言葉が結構多いんですよ。


「おむすび」がありますよね。

この「むすび」の「むす」は国歌の「苔の蒸すまで」の「むす」で、

生産するとでもいますか、生みだすという意味で、

「むすび」の「び」は「ひ」で、「霊」を表すとか・・・


確か、そんなことになっていたように記憶します。　＾＾



別に秘教的なことを云々と書くつもりもないのですが、

まあ兎も角、この語源に関心を持たれるのも悪くないと思いますよ。 ＾＾


日本人なのですから、日本語にもっと敏感であってもいいようにも思いますよ。




ところで、最近、女子学生さんのブログを拝見したのです。


髪にピンクの大きなリボンをつけている顔写真があって、

本当にキレイでカワイイ娘さんだなくらいに思っていたのです。


ところが、その記事の中で、

「オレ、マジ、ヤべェェェ・・・」

とか記事に書かれてあったので、ちょっと驚かされました。　＾＾：



これも若いうちならいいとも思うのですが、

まあやはりキレイな日本語を使いこなせるようになられますと、

よりキレイにも、可愛くも見えますよね。　＾＾：

特に女性だとそんな気はしますね。　＾＾


男性は野卑な言葉が常態化しておりますので、

ある男性がそうなっていても、世間もそんなもんだよな、

でそれなりに許してもらえる面はあるかもしれませんが、

女性だと・・・


まあ、世間の評価で云々というよりも、

自らの考えがあって、

「私はあまりにみっともない言葉づかいはしない！！」

くらいには思って頂きたいようにも思いますね。　＾＾



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