けちについて。

リンク・フリーです。


今回の記事も、語源のお話をさせて頂きましょうね。　＾＾


今回は、「けち」についてです。


「ケチな社長だなぁ～」とか

「男のくせにケチくさい奴だ」

こういう風に使いますよね。


しかし、このケチの語源ってなんだろう・・・？

と考えますと、ちょっと考えてしまいますよね。　＾＾



今回もものの本に書かれてあったことを引用させて頂きましょうね。　＾＾

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けち　　


出すものは舌を出すのもいやだなどと言って

財産をためこむのがケチン坊だ。

もともとケチは怪事ということ。


怪の呉音がケで、

ジがチに転じたとするのが通説。


あやしいこと、不吉なことがケチ。

エンギの悪いのをケチがついたと言い、

人の仕事にナンクセや言いがかりをつけることをケチをつけるという。


不吉なことを言うことから意味が拡大したのである。



『俚言集覧』に

「俗に小事にかかわるをケチなことといふ。駿河にて気弱をいふ」

とあるように、ケチ（怪事や不吉）をおそれる気持ちから、

びくびくした臆病者や卑きょうな人を

ケチなやつというようになり、

それがもう一度変化して

出しおしみをするケチン坊の意に使われるようになった。

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こう書かれてありました。


「OH~　納得！」

という気持ちになりますよね。　＾＾



世間では、お金の使い方が上手い人も、

いわゆるケチと同一視しているようにも思うのですが、

これは異なるように思いますね。


そう先が長いとも思えないババアで、

ほんの数百円のことでも異常なまでに出し渋る人もいるのですが、

こういうババアなどはケチそのものだと思うのです。　＾＾：



しかい、事業をされておられる方が、無駄な経費を切り詰めて、

未来の成長のためにお金をより有効に使おうとする、

下らないことに無駄金を使うよりは、

そういうお金を何からの福利厚生に使おうとするのは、

これもケチといえばケチということにもなるのでしょうけれど、

さきほどのババアのようなこととは

大きく異なるようにも思いますよ。　＾＾



ということで、

ババアのケチの場合は、怪事ですが、

事業者のケチの場合は、吉事でございます。　＾＾




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