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今回も語源のお話です。


今回は「昴(すばる)」です。


今回も、ものの本から引用させて頂きますね。





すばる (昴)



冬の空に親しい星の名である。

西洋ではプレヤデス、中国では昴星(ぼうせい)といった。

スバルと片仮名で書けば外来語としか思えないエキゾチックなひびきを持っているが、

『枕草子』にも

「星はすばる ひこぼし 明星・・・」

とあるように日本人は古くからこの星に注目していた。

六つの小さな星が群がって、ちかちかと輝いているかれんさも

人の目を引いただろうが、

ことに船乗りのあいだで天気を判断するために大切な星だった。


すばるという名は「玉の御統(みすまる)」というきわめて古い言葉だった。

玉を糸で貫いたネックレスのような玉飾りの「すまる」の変化で、

これは統(すべ)集まるの意だといわれている。

しかし「すばる」という語には窄(すぼ)まる・せばまるといった意味があって、

方言としてものこっているところから考えて、

六つの星が小さく群がっているという意味のように考えられる。


明治の末『明星』のあとを受けて出た詩歌雑誌の名が『スバル』だった。

森鴎外の命名によったものである。

新文学の指針という意味の名だったのであろう。





こう書いてありました。


 動画 谷村新司 昴



広辞苑にはこう書かれてあります。




【昴】 すばる

(一つにまとまる意の「統(すば)る」から)

牡牛座(おうしざ)にある散開星団。

プレアデス星団。

二十八宿の一で漢名、昴宿(ぼうしゅく)。

肉眼では、普通、6個の星が見えるので、

六連星(むつらぼし)ともいった。

すまる。ぼう。すばるぼし。




真吾オジサンの知り合いで、大東亜戦争の最前線で戦われて、

敵兵の銃弾に肺を刳り貫かれた方がいらっしゃいます。


この方は、この谷村新司の「昴」が大変お気に入りでした。



何故そうなのかが若かりし頃の真吾オジサンには分からなかったのですが、

最近では多少はその方がそうなられる気持ちも分かったような気分ではおります。



谷村新司の「昴」は広辞苑の説明にある「統る」の方の意味でしょうね。



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