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リンク・フリーです。


前回の記事に「アメリカを知る事典」のことを書きました。

その事典の中に、「大衆文化」について書かれてあるところがあります。


これは知っておいてもいいことのように思いましたので

引用させて頂きますね。






たいしゅうぶんか 大衆文化



大衆文化は、世界中でたぶんアメリカにおいて最もよく発達し、

また世界に向けてアメリカ文化を代表する分野になっている。

アメリカの政治、社会、風土のすべてが、

こぞってこの現象をもたらした。

まず、アメリカに貴族主義の伝統がなく、

広範で強力な中流階級が成長し、

デモクラシーの制度とあいまって大衆社会を形成したことが、

特筆されなければならない。

大量の移民の流入も、大きな刺激になった。

彼らが背負ってきた多様な民族文化は、

この地でいったん底辺に戻って再出発し、

大衆文化の内容を豊かにしたし、

また彼らにあまねく訴えようとする努力は、

大衆文化の裾野の拡大につながった。

加えて広大な荒野の存在が、

大衆文化のエネルギー源になった。

アメリカでは自然と文化が絶えず直接的に接し、

緊張関係をはらみながら、

素朴な野性と華やかな都会性の両面を育てあってきたのである。



特権階級の庇護を受けず、

いわば大衆に買われることによって発達するこの文化は、

つねに卑俗化の危険をはらむ。

アメリカ文化が軽薄だという批判は、

ヨーロッパでも日本でもなされてきた。

しかし大衆文化は、まさに不特定多数の人を対象とすることによって、

普遍的な価値観を開かれた形で提示してきた。

その発展は、大量生産とマス・メディアに支えられるところ大だが、

アメリカの自由社会と近代テクノロジーはそれを助長し、

大衆文化の大衆性をますます高めてきた。



とはいえ、アメリカでも植民地時代には、

大衆文化はまだ萌芽期にあった。

社会が十分に大衆化していなかったし、

娯楽性の強い文化を享受する状況にもなっていなかった。

とくにピューリタニズムの強いニューイングランドでは、

世俗的な文化は抑圧されていた。

ただ素朴な大衆文学は徐々に起こり、

音楽も演芸も宗教的束縛の比較的ゆるやかだった南部からしだいに北上し、

18世紀の後半には、ようやく北部の都市にも広がっていった。

独立戦争のころには演劇合戦もなされ、

戦後にはサーカスなども興行されだした。





話が長くなり過ぎそうなので、

今回はここまでにしておきましょうね。 ^^

次回の記事にこの続きを引用させて頂くことにしましょうね。



日本には長い歴史があるのですが、

アメリカにはこれがないとまで言いますと言い過ぎになるのでしょうけれど、

まあ歴史性という面は少ないですよね。


それが、良かれ悪しかれ、そういうことになっていると思いますね。



真吾オジサンなどは、どうもこのアメリカの文化というものは

露骨な感じがするのですけれどね。 ^^:


奥ゆかしさ・・・

こういう文化ではないですよね。



でも日本でも段々とこういう風になってきていますよね。


本当にそれでいいのか?

なんてことを真吾オジサンなどは思いますけれどね。


アメリカンな論理では解決ができない問題も

本当は多いようにも思いますけれどね。


「和」の精神、その和を大きくしたのが「大和」。


アメリカンな論理を有難がるよりも、

日本的な論理の方が本当は平和で豊かな社会になりそうにも

思いますけれどね。



個人主義が過ぎたことになりますと、兎角、

弱肉強食的な論理に傾きがちになるように思いますね。


大きい和を志向した上での争いと、

ただのやくざな争いに過ぎないことは、

現象的には似たようなことになっても、

その意味・結果は大きく異なることになると思いますね。


それに、大きい和を志向する気持ちがあれば、

「流石にこれ以上はしてはダメだろう・・・」

こういうことにもなりますしね。

節度といいますか、限度というものを知ることにもなりますからね。


話が変な方向に行ってしまいましたね。 ^^:

反省・・・



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