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さて、今回の記事は、金剛について書きます。


この金剛は、仏教用語です。

金剛界曼荼羅・胎蔵界曼荼羅の「金剛」ですね。


真吾オジサンの持っている中村元著の「佛教語大辞典」に、

この金剛について多く出ております。


引用させて頂きますね。



金剛 ①ダイヤモンド 金剛石のこと。 金石のうちで最も堅固なもの。

     (一説には、金のことともいう。)

【解説】  金剛の堅固な性質を抽象化して、最上・最勝の意に用い、密教の執金剛・金剛界・

       金剛頂・金剛力士などにおいて具象化し、

       また、金剛心・金剛座などにも堅固の意を寓する。





金剛心 ① 菩薩の心が堅固で破壊されないことを金剛(ダイヤモンドなど)の

        堅固不壊なことにたとえたもの。



金剛信心   金剛石のように堅固な信心。


金剛眞信   金剛石のような堅固なまことの信心。


金剛不壊   絶対確実で、ダイヤモンドのように堅くてこわれないこと。

         最初は仏の身体についていった。


金剛不壊勝寺   仏寺の建てられた土地をいう。

            この地の功徳が堅固で、金剛のごとく決してこわれない、という意。


金剛寶鬘(こんごうほうまん)    金剛と宝珠を連ねてつくった冠。


金剛喩定 (こんごうゆじょう)    金剛(ダイヤモンド)にたとえられるべき堅さ・鋭さをもって、

                      すべての微細な煩悩を断ち切る力のある禅定。



などなど・・・



ダイヤモンドをお持ちの方、ダイヤモンドが欲しいなと思われておられる方、

ぜひ、今日の記事を、一度と言わず、何度も読んで覚えておきましょうね。 ^^


ダイヤモンドは炭素に過ぎないといえば、そうに違いないのですが、

こういったことも御存じですと、客観的には、全く同じダイヤモンドでも、

異なって見えるようになれると思います。

そういうものだと思います。


この記事が、貴方の楽しい宝石ライフの一助となりますように。  ^^




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おめでとうございます
マロン
いつも私のコメントに丁寧な返信を下さって
ありがとうございます。
とても参考になります。
ダイヤモンドは硬いので日常の使用で傷が付くこともないですし
他の石とも合わせやすいですが、それでも色石が好きです。それも珍品が好きです。
通常この石にはシャトヤンシーやアステリズム効果が現れないといった珍品と
インクルフェチなのでインクルージョンが何かの形に
成っているものが欲しいです。
少々マニアックですが、今年もよろしくお願いします。
2011/01/02(Sun)09:32:47 編集
マロンさんへ。 
真吾オジサン
あめましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

<(_ _)>


色石も面白いですよね。 ^^

ルビー・サファイヤなどでは、アステリズムの宝石でしたら、普通の展示会でも結構見ることができますよね。

ただ、コランダムは合成できるので、綺麗すぎるアステリズムのようでしたら、合成の可能性がかなり高いと思われた方がいいかもしれませんね。

まあ、でもコランダムでは、そう珍品とは言えないですよね。 ^^;

インクルージョンで何かの形になっているものが欲しい、とのことでしたが、これは業者さん泣かせでしょうね。 ^^;

天然のインクルージョンで、面白い形になっている製品を探すことは、かなり困難ではないかなと思います。


でも、いいことを教えて頂いたように思っております。

可能性としては、お探しのような製品のカテゴリーキラーとして業者さんは生き残っていく道もあるように思いました。

昔だったら、例えば店舗を構えていらっしゃるところでしたら、まあ、商圏は限られたものですよね。

限られた資金・限られた顧客となっているわけです。

そうなると、まあ無難な品ぞろえになるわけです。

通販でも、このようなマニアックな製品は大手では、多分扱えないでしょうしね。

しかし、今はネットの時代ですから、話が違うように思ったのです。

そう大きいビジネスにはならないかもしれませんが、最近の草臥れた街の宝石屋さんのオヤジさんには教えてあげたいですね。 ^^


真吾オジサンより
2011/01/02(Sun)17:26:35 編集
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