お涙ちょうだい型の外商・営業マンについて。

さて、今回の記事は、お涙ちょうだい型の外商・営業マンについて書きます。



真吾オジサンが店の守りをしていたときに、

眼鏡の外商の営業マンが飛び込み営業をしてきました。


真吾オジサンは、広島市に住んでいるのですが、

この眼鏡の外商・営業マンは、

ズーズー弁の、風采の上がらない３０代の男性だったのです。


ただ、そう悪いことをしそうな雰囲気もないような男だったのです。



ちょうど、眼鏡を買い替えようという気持ちもあった真吾オジサン。

今度のは、軽い眼鏡が欲しいな、と思っていたのです。


で、この飛び込み営業をしてきた営業マンの話を聞くことにしたのです。



まあ、こういうときには、

「最近の景気はどうですか？」とか、

「眼鏡は、粗利は取れるでしょうけど、

　広島でも競争が激しいのではないですか？」とかを話すわけです。

「ブランド品は動いている？」とか、

「テレビコマーシャルをしているあそこの眼鏡屋って、どうなん？」とかね。



しかし、この営業マンの話を聞くと、あまり景気が良さそうなことを

言わないのです。



真吾オジサン「そうですか。　尾道の方にまで行って仕事をされることもあるのですか。

　　　　　　　　　それも、バイクで広島市から・・・　体が大変ですね。　

　　　　　　　　　　・・・ところで、月に、大体どのくらい売り上げがあるのですか？」


ズーズー弁の営業マン「私の場合ですか？」


真吾オジサン「はい」


ズーズー弁の営業マン「～万円くらいです」


真吾オジサン「～万円？　どうやってそれで採算が合うの・・・

　　　　　　　　　尾道にまで仕事に行って、その数字じゃ・・・」


ズーズー弁の営業マン「・・・」



なんだか、ここで真吾オジサンが眼鏡を買うと言わないことには、

来週あたりに、この男、飛び降り自殺でもしかねないような気になって、

真吾オジサンは、眼鏡を買うことを決めました。　＾＾；



後日、眼鏡のネジが緩んだので、別の眼鏡屋さんにいくことがありました。


そうすると、「この眼鏡はどこでお求めになられたのですか？」

と、そこの販売員さんと話になるワケです。



「～です。　こういう営業マンが来たので、それで買うことにしたんですよ」

と真吾オジサンが、そのズーズー弁の営業マンのことを話すと、

その販売員さんは、

「そうやって売り込めば良かったんですね」　＾＾；



もしかしたら、このズーズー弁の営業マンは、

「お涙ちょうだい型の営業マン」に過ぎなかったのかもしれませんね。　＾＾；



でも、怒る気にもなれないですし、苦笑するほかないといったところです。　＾＾；




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