大らかさについて。

リンク・フリーです。


先日、将棋界の羽生善治さんが大山康晴名人の記録を塗り替えました。


なので、将棋にほとんど関心のない方でも、

この大山康晴名人のことを思い出された方もいらっしゃるかもしれませんね。


今回の記事は、この大山康晴名人のお話です。



真吾オジサンは、随分前にこういうお話を読んだことがあるのです。


この大山康晴名人は、アマチュアに指導対局に

行かれることも多かったそうなのですが、

この指導対局で、相手のアマチュアの方が、対局前に、

「宜しくお願いします」

と言えたアマチュアにはその指導対局の代金は無料にしていたというのです。



こういうことは最近ではなくなりましたよね。



大山名人の指導対局に金銭的価値がないといっているのではないですよ。


今で言いますと、羽生善治さんの指導対局には金銭的価値がない、

と言っているようなもので、こういうことを言い出す人は

ただのぼんくらに過ぎない人なのです。



大山名人って、大変な苦労人だったそうです。


戦争も経験されておられました。


戦後で将棋では食っていけないときには、

そばの仕事をされておられたそうですよ。


こういう苦労人の優しさだと思うんですよ。




でも、最近の御時世では、こういうことを始めると、

「なんだ、大山の奴は。客を差別するのか！！」

こんなことを言い出す人も少なくなさそうですよね。　


良くないことですよね。



いい意味での大らかさのある方が、本当に減ってしまいましたね。


昔はこんな調子の人って、何も将棋の大名人ではなくても、

いらっしゃったものですけれどね。



ここ最近、こういう人に直接出会えたことって、本当に記憶にないですからね。


子供相手にすら

狡すっからいようなことをする人ばかりのような気にすらなりますけれどね。



大らかさということを心掛けましょうね。


屁みたいなことで大騒ぎするようなことは、

大の大人はしないようにしましょうね。


習い事の先生なんかには、今日の記事に書いたことを

ぜひ記憶しておいて頂きたいですね。




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