クーリング・オフ制度に対する私見です。

さて、今回の記事は、クーリング・オフ制度に対する真吾オジサンの私見を書きます。


このクーリング・オフ制度が導入をされてから、

もう随分、時間が経ちました。


この制度の導入前の社会と、今の社会はどちらがいい社会ですか？

多くの消費者が幸せで安全なモノ・サービスを

提供してもらえる社会になりましたか？


このクーリング・オフ制度の導入により、

マルチ（まがい）商法がなくなりましたか？

悪質商法が根絶しましたか？


真吾オジサンは、このクーリング・オフ制度の導入以降の、その評価を

経済産業省や消費者庁がしてもいいのではないかと思っております。


あまりマスコミでは言われていないように思うのですが、

クーリング・オフ制度の悪用・乱用の実態があるのではないですか？


宝石の業者さんなら、多分、どこの宝石屋さんでも、

このご経験があるだろうな、と真吾オジサンは思っております。



以前、消費者法ニュースで、このクーリング・オフの判例が出ておりました。


消費者問題なので、クーリング・オフをこうやって裁判所に認めさせた、

という判例だったように記憶するのですが、

真吾オジサンは、この判例は「酷だな・・・」と思った記憶がございます。



確か、こういう判例だったと思います。


契約の書面に一部、記載すべきところを記載していなかったので、

契約したときから随分と時が経ったにも関わらず、

この契約書面では、クーリング・オフの期間は過ぎていないよ、

という判例だったと思います。


確か、２か月・３か月くらいの時間どころの話ではなかっと思います。


ブラックオパールのリングを、確かご購買をされたという事件だったと思うのですが、

クレジットの書面に、キチンとそれを表記していないので、

クーリング・オフできますよ、という判決だったと思います。



「ブラックオパールＲ」と書いたらしいのですが、

この「Ｒ」がいかん！というのです。


「Ｒ」では、他の商品と区別するに足る記載とはいえないとされたのです。



業者さんで、これを納得される方は少ないのではないかと思いますよ。　＾＾；


率直に申し上げて、ほとんど難癖だと思いますよ、申し訳ないですけどね。


過量販売の事件だったので、

この過量販売の方は問題視してもいいとは思うのですが、

この難癖まがいのクーリング・オフの判断は良くないと思います。



真吾オジサンは、クーリング・オフ制度の見直しをしてもいいと思います。


クーリング・オフ制度自体はあってもいいように思うのですが、

契約解除・解約までの期間の使用料のようなものを

認めたらいいのではないかと思います。


ただし、売値の３分の１以上にはならないように決めておくとかね。

その場合の使用料は、事前に省令のようなもので決めておくとか

したらいいと思います。


随分前に、クーリング・オフ制度を悪用した女のことを

テレビで報道していました。

こういうぼんくらを「しようがない」で片づけるのは良くないことです。



政治家は、迷惑消費者を黙認していては駄目ですよ。


消費者を敵に回すようなことを言う・書くことが

いろいろなところで、タブーになっているように思うのですが、

これは、実に良くないことです。


箸にも棒にもかからない消費者が多いことを、

勇気を持って、もっと表面化させるべきです。

問題視すべきです。



消費者契約法に書かれているようなものではないのです、

本当の消費者の姿は。



エセ弱者に過ぎない消費者が多いことも知るべきです。

２０１１年記事一覧

２０１０年記事一覧

カテゴリ一覧

宝石メモHP

宝石メモ・ブログ　　関連キーワード

あ行	か行	さ行	た行	な行
は行	ま行	や行	ら行	わ行