銀行員について。 その２

リンク・フリーです。


さて、今回の記事も銀行員について書きます。

一昨日の記事に書きました横田濱夫著の

「はみ出し銀行マンの銀行消滅」という文庫本があるのですが、

この本にこういうことが書かれてありました。


引用させて頂きますと、

---

営業の人間にとって、褒められるのはほんの一瞬でしかない。

今日もノルマ、明日もノルマ・・・。

そんな生活が、銀行にいる限り続く。

その運命は入行した時から既に決まっていて、

ほとんどの私大出の行員は、大なり小なり似たような道を歩む。

しかも、そこから抜け出そうと営業に励めば励むほど、

さらに「こいつは営業向き」というレッテルを貼られる。

だからよけい、地獄の生活から抜け出せなくなる。

（略）

---

この著者がいらっしゃった銀行は、

たしか横浜銀行だったと思います。


地銀の名門ですよね、横浜銀行でしたらね。


それでもこうだった訳です。



「その運命は入行した時から既に決まっていて・・・」

というのは・・・　＾＾；


この著者の本か別の著者の本だったか記憶はしていないのですが、

銀行は学閥の影が大きいとか書かれていたのを読んだ記憶があります。


きっとお役所みたいなところがあるのでしょうね。



ところで、先日の記事で「高齢者褒め上げ商法について」を書きました。


　宝石メモ・ブログ　高齢者褒め上げ商法について。


この記事には書きませんでしたが、

実は俳句愛好家の方の中には、元銀行員だった方も割と多いのです。


現役時代も褒めてもらえず、リタイアされて俳句をしても

他人からなかなか褒めてもらえることはないと・・・　　　＾＾；


濁世でございますなぁ～　＾＾；



銀行員の方々はこういう環境にいらっしゃることを頭に入れておいて、

お付き合いしたいものですよね。

徒に振り回すようなことをしないように心掛けたいものですよね。




大体、人というものはお金を支払う立場になると

大きい顔をしたがるようなところがあるとしたものですが、

銀行で動かしているお金の量のことを思いますと、

少々の金持ちでも、個人で動かしているお金なんて

所詮は屁みたいなもんだろうと思いますよ。


こう思われていらっしゃるようでしたら、

身の程知らずなことを言ったりしたりすることもないだろうと思いますよ。



以前、ババアとババアが殊更大きな声で

ＡＴＭの前で喧嘩をしているのを見かけたことがあります。


片方のババアが、

「ウチは、もう２０年もここから借り入れをしてやっているのだ！」

とか言って、

その喧嘩に力を貸すよう銀行員に働きかけている姿を見たことがあります。


多くの他人がいることなんてお構いなしに騒ぎ散らかしておりましたからね、

そのババアは。　　＾＾；

銀行員も困った表情をしておられましたよ。　＾＾；



話があちこちに飛んでしまった記事になってしまいましたが、

銀行員は、中での関係でも、外との関係でも、

対人関係のストレスが大きい仕事のように思いますね。


頑張って頂きたいものですね。

また、周りの方々も労う気持ちを持ってあげたいものですね。



　宝石メモ・ブログ　銀行員について。　その１


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