高齢者褒め上げ商法について。

リンク・フリーです。


さて、今回の記事は、高齢者褒め上げ商法について書きます。


「高齢者褒め上げ商法」とは、聞きなれないことばですよね。　＾＾；


この言葉が最新の「消費者法ニュース №８９」に出ていたのです。


引用させて頂きますと、

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△　６月１８日（土）　高齢者褒め上げ商法　初の改善指示


俳句や短歌好きの高齢者を褒めちぎった上で、

自社の雑誌に作品を有料で掲載させようと

しつこく電話勧誘したとして、

消費者庁は、出版社のアートコミュニケーション（東京都豊島区）に対し、

特定商取引法違反（迷惑勧誘の禁止など）で

改善を指示した。

（産経）

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実はこれ、前から問題になっていることなんですよ。


　国民生活センター　高齢者をねらう、短歌･俳句の新聞掲載への電話勧誘



実は、真吾オジサンは昔俳句を拵えていたことがありまして、

こういうことになる背景も実は分からなくもないのです。



俳句を拵えていらっしゃる方は、まあ高齢者が多いのですが、

彼らは他人から評価されることに非常に飢えているものなのです。


こういうものなんですよ。


選者というものがいらっしゃるのですが、

この選者に認められると俳句の作者というものは

恍惚感を覚えるものなんです。　＾＾；

ただ、反面、平生はこの選者やこの取り巻きの連中が

勿体に勿体をつけて、まずは他人を褒めることはしないものなのです。　＾＾；

なんで、こうも勿体ぶるよ・・・というくらいに褒めることをしないものなのです。

彼らの口から出てくる言葉は、そのほとんどが、駄目だし・・・　　＾＾；

「私は、お安くないよ」

ということを、どこの選者でもするものなのです。　＾＾；

大体、どこの俳句の結社でも似たような面があるものなのです。

一見、上品・高尚な趣味のように思われるかもしれませんが、

結構、陰険な世界なのです。　　＾＾；

「俳壇政治」の影が、普通の俳句会の場でもあるものなのです。　

足の引っ張り合いのようなことも日常茶飯事ですしね。　＾＾；

結構、情が足らない世界なんですよ、本当はね。　　＾＾；



で、こういう環境にいらっしゃるので、そこに参加されておられる方は、

他人から褒められることに非常に飢えていらっしゃるものなのです。



俳句を拵えていらっしゃる方ってね、実は、

「まあ、あのくらいされていらっしゃるのでしたら、大したもんですよ」

たったこのくらいのことばさえも

口に出して言われる方って本当に少ないんですよ。　＾＾；

滅多にいらっしゃいませんね。　＾＾；



で、褒めて下さる方がいらっしゃると、コロリと・・・



ついでに書いておきますと、

俳句を拵えていらっしゃる方って、肩書が立派な方が多いのですよ。

頑張り屋さんが多いのです。


でも、他人から褒められることは滅多にない訳です。



ここもこの問題の背景に絶対にあるはずだと、真吾オジサンは思いますよ。




他人をほめることくらいで、勿体をつけたがるような人なんて、

真吾オジサンに言わせれば、人間の器が小さい人のように思いますけれどね。

これは、俳句・短歌の世界に限らないことですけれどね。



こういった碌でもない商法などは問題外のことですが、

ただ、今日の記事に書いたような背景にも問題があることも知りましょうね。


平成濁世では、どこもかしこも、老若男女問わず

情が足らないようなことになっているものですが、

これは良くないことだと思いますね。

また人間の器も小さくなっていることも問題だと思いますね。



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