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さて、今回の記事は、
創元社の「宝石に歴史」について書きます。
「創元社」さんの本で、「宝石の歴史」という本がございます。
パトリック・ヴォワイヨ著、ヒコ・みづの監修と書いてあります。
この本は、真吾オジサンのおススメですよ。 ^^
カラーの図が多く掲載されておられますので、
この図を拝見しているだけでも、興味が尽きることもないように思います。
この本から引用させて頂きましょうね。 ^^
ダイヤモンド ― 「無敵の石」
宝石の王者ダイヤモンドでも、
つねに重宝されていたわけではない。
ダイヤモンドがはじめて歴史に姿をあらわすのは、
紀元1世紀のことである。
古代ローマの博物誌家、大プリニウスは
『博物誌』のなかで、
ダイヤモンドをあらわす言葉として、
「征服されないもの」とか、
「無敵のもの」を意味するギリシア語の「アダマス」を使っている。
彼は、ダイヤモンドは地上でもっとも貴重な品であり、
非常に古い時代からその硬さで知られ、
ハンマーでたたいても割れず、
火でも焼けないとしている。
古代ギリシア・ローマの人びとは、
ダイヤモンドを装飾品として用いることはほとんどなかったようだが、
ローマでは、カットせずにもとの8面体のまま装飾品として使われていた
という話もいくつか伝えられている。
いずれにせよ、3世紀末のローマ皇帝ディオクレティアヌス帝によって、
にせものの宝石をつくる方法が記された文書は
ことごとく焼きはらわれたので、
そのような文書が出まわることはめったになかった。
当時ダイヤモンドを利用していたのは彫刻家だけだった。
彼らはダイヤモンドを鉄の土台に据えて、
カメオを彫る道具として利用していたのである。
この方法は紀元前2世紀から行われていたが、
同じころ中国でも、
ダイヤモンドを先端につけた彫刻用のノミが
あったという記録が残されている。
ダイヤモンドにまつわる迷信は、
17世紀ごろまで(多くの地域では、そのあとも)たえまなくつづいた。
たとえばダイヤモンドには物を浄化する力や、
無敵の力があるとか、
別のダイヤモンドをみずから生みだすことができるという迷信である。
またダイヤモンドには、不安を解消し、
幽霊を遠ざけ、白内障を治す力もあると考えられていた。
アラブの民間療法では、
ダイヤモンドは肉体と精神に関するすべての病気を治すことができる
完璧な石とみなされていた。
どうです?
面白そうな本でしょう。 ^^
消費者の方がご覧になられて楽しいばかりではなく、
宝石の業者さんがご覧になられても、まず面白い本のはずだと、
真吾オジサンは思いますよ。 ^^
実は、先日の記事に書いた
「ダイヤモンドの谷の伝説」もこの本に出ておりますよ。 ^^
この本、宝石の販売員さんには、
ぜひ、一読して頂きたいように思います。
ご自身の勉強になるのみならず、
宝石の楽しさを、今まで以上に多くの方々に
伝えることにも、きっとこの本は役立つはずですからね。 ^^
大震災後で、暇な時間も増えておられるかと思うのですが、
その時間を無為に過ごすことは勿体ないことです。
そういう下らない時間を過ごすよりも、
折角ですから、この「宝石の歴史」を熟読されるといいと思いますよ。 ^^
まあ、真吾オジサンに騙されたと思って、御一読のほど。
宝石メモ・ブログ 「ダイヤモンドの谷の伝説」について。
宝石メモ・ブログ カテゴリ【宝石関連】(タイトル名も分かります)
宝石メモ・ブログ 関連キーワード
さて、今回の記事は、
創元社の「宝石に歴史」について書きます。
「創元社」さんの本で、「宝石の歴史」という本がございます。
パトリック・ヴォワイヨ著、ヒコ・みづの監修と書いてあります。
この本は、真吾オジサンのおススメですよ。 ^^
カラーの図が多く掲載されておられますので、
この図を拝見しているだけでも、興味が尽きることもないように思います。
この本から引用させて頂きましょうね。 ^^
ダイヤモンド ― 「無敵の石」
宝石の王者ダイヤモンドでも、
つねに重宝されていたわけではない。
ダイヤモンドがはじめて歴史に姿をあらわすのは、
紀元1世紀のことである。
古代ローマの博物誌家、大プリニウスは
『博物誌』のなかで、
ダイヤモンドをあらわす言葉として、
「征服されないもの」とか、
「無敵のもの」を意味するギリシア語の「アダマス」を使っている。
彼は、ダイヤモンドは地上でもっとも貴重な品であり、
非常に古い時代からその硬さで知られ、
ハンマーでたたいても割れず、
火でも焼けないとしている。
古代ギリシア・ローマの人びとは、
ダイヤモンドを装飾品として用いることはほとんどなかったようだが、
ローマでは、カットせずにもとの8面体のまま装飾品として使われていた
という話もいくつか伝えられている。
いずれにせよ、3世紀末のローマ皇帝ディオクレティアヌス帝によって、
にせものの宝石をつくる方法が記された文書は
ことごとく焼きはらわれたので、
そのような文書が出まわることはめったになかった。
当時ダイヤモンドを利用していたのは彫刻家だけだった。
彼らはダイヤモンドを鉄の土台に据えて、
カメオを彫る道具として利用していたのである。
この方法は紀元前2世紀から行われていたが、
同じころ中国でも、
ダイヤモンドを先端につけた彫刻用のノミが
あったという記録が残されている。
ダイヤモンドにまつわる迷信は、
17世紀ごろまで(多くの地域では、そのあとも)たえまなくつづいた。
たとえばダイヤモンドには物を浄化する力や、
無敵の力があるとか、
別のダイヤモンドをみずから生みだすことができるという迷信である。
またダイヤモンドには、不安を解消し、
幽霊を遠ざけ、白内障を治す力もあると考えられていた。
アラブの民間療法では、
ダイヤモンドは肉体と精神に関するすべての病気を治すことができる
完璧な石とみなされていた。
どうです?
面白そうな本でしょう。 ^^
消費者の方がご覧になられて楽しいばかりではなく、
宝石の業者さんがご覧になられても、まず面白い本のはずだと、
真吾オジサンは思いますよ。 ^^
実は、先日の記事に書いた
「ダイヤモンドの谷の伝説」もこの本に出ておりますよ。 ^^
この本、宝石の販売員さんには、
ぜひ、一読して頂きたいように思います。
ご自身の勉強になるのみならず、
宝石の楽しさを、今まで以上に多くの方々に
伝えることにも、きっとこの本は役立つはずですからね。 ^^
大震災後で、暇な時間も増えておられるかと思うのですが、
その時間を無為に過ごすことは勿体ないことです。
そういう下らない時間を過ごすよりも、
折角ですから、この「宝石の歴史」を熟読されるといいと思いますよ。 ^^
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