通販の会社と展示会について。

リンク・フリーです。


さて、今回の記事は、通販の会社と展示会について書きます。


通販の会社というものは、

単純に通販だけの仕事をしているものではないのです。


通販で、購買履歴のある方に対して、

電話勧誘をしていることが多いのです。


その勧誘の一つに、この展示会の勧誘があるのです。


数年前に、某大手通販の会社が、経済産業省から、

６ヶ月間、訪問販売に関する業務の一部停止命令を出されました。


マスコミでも報道されたので、ご記憶の方も多いと思います。


この会社は、カタログ通信販売で有名なところなのですが、

そのカタログ通販で呉服や宝飾品などの高額商品を

お求めになられた顧客について

「お客様リスト」を作成し、

その顧客に対して電話を掛けて展示会に呼び出していたのです。


その展示会で、かなり強引に売り込んでいた訳ですね。


この会社、消費生活センターに苦情が多かったのだそうで、

特商法違反の疑いで、消費生活センターから指導まで受けていたのですが、

改善されることもなく、違反行為を繰り返したので、

経済産業省から業務停止命令を受けたと。



もう少し、具体的にその手口を書きましょうね。


「お客様リスト」の顧客に、

「お客様限定で記念イベントを開催することになりましたので、

お礼の品を届けます」

とか言って、その顧客の自宅を訪問するわけです。


「特別感謝企画のイベントにぜひ遊びに来て下さい」

「見るだけでもいいですから」

などと言って誘う訳です。


で、展示会に勧誘する際には

「確約品」と称し、数千円の商品の申込を受け付けるのです。

本当は書面交付義務があるのですが、これはしていなかったのです。


で、その展示会で、２～３時間も粘られて、高額品を心ならずも・・・

ということです。　＾＾；



もう、この手のお話、

何度このブログに同じことを書いたか分からないくらいです。　＾＾；


ここが、性質が悪いな、と思うのは、

呉服をご購入された場合に、クーリング・オフの期間内でも

「有名な先生の着物なので、解約はできない」などと、

嘘をいっていたのです。　＾＾；



この問題でも、真吾オジサンに言わせれば、

消費者の図々しさも言う必要もあるとは思うのですが、

しかし、このクーリング・オフの嘘の説明などは問題外ですね。




でも、実は、宝石にしても、呉服にしても、

本当は、販売員さんって、

法律に関しては、無知な人の方が圧倒的に多いのですよ。　＾＾；


表向きは、

「私はこの仕事で知らないことはない！」

って顔をしてはおりますけどね。


大概は、ただのハッタリです。　＾＾；


そんなもんですよ。



これは、会社内の教育が出来ていない、

若しくは敢えて隠しているからだと思います。




まあ、そのあたりのことは兎も角、

このブログをご覧の貴方様は、

この方法で煙に巻かれないようご注意のほど。　＾＾


通販では、割とこれ、よく問題になっておりますのでね。


どこかで読んだ記憶があるのですが、通販の世界も結構生き残ることが

シビアな世界らしいので、ユーザーさんも、

気をつけておいた方がいいように思いますよ。




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