震災後の宝石業界について。

さて、今回の記事は、震災後の宝石業界について書きます。


今回の震災は、本当に大変なことになりました。

しかし、宝石業界は、今後、本当に大変なことになると思われます。

東日本の宝石販売が、今年は、一段と大変なことになるものと思われます。


今回の震災で、もしかすると、ある種の宝石の需要が生み出されたかもしれませんが、

多分、今年は高額商品の宝石の販売が大不振に落ちる可能性が

極めて高くなったように思います。

こうならないよう願うのですが、そのようになりかねない懸念があると思います。


今回、被災された方々が、当面、

「宝石どころではない」と思われることは、無理からぬことです。

真吾オジサンは、そのように思われる被災された方は、問題発言かもしれませんが、

全うといえば、全うな方だと思います。


早く、復旧・復興をして頂きたいものです。

そうなった暁に、ご自身への労いの気持ちで、宝石をご購入されるといいと思います。


ただ、業者さんは、頑張らないと駄目ですよ。

「もう、本当にお手上げ・・・」とならないで下さいね。


当面は、商材を増やすとか何かで凌ぐようなこともあるかもしれませんが、

お店の灯を消すようなことにならないよう頑張ってくださいね。

今こそ、長年に渡って鍛えてきた根性の見せどころです。

「石に齧りついてでも、生き残るんだ！」くらいの気持ちで、

されていたら、きっと光も見えてくると思いますよ。


真吾オジサンは、父の会社が倒産前夜だったときに

父の会社を助けて、

３年ちょっとで対外的な債務をゼロにした経験があります。


今回の震災の被害は、真吾オジサンの経験したこと以上のことのように思うのですが、

兎も角、腹をくくれば、人というものは、その人の能力以上のことができると思います。

平生、億劫に思うようなことでもできるようにもなります。

沽券や見栄で平生は出来ないようなことでも出来るようになるものです。

馬鹿にもなれます。


宝石屋さんは、この困難から逃げ出さないで、

今まで、宝石の仕事が出来ていたことを感謝すると共に、

新しい販路を獲得するためのいい契機になったと、

あとから思えるよう奮起して下さいね。


そうしたご努力を続けておられると、きっと何らかの光明が見えてくると思います。

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