マルチ商法をはじめたお店について。

さて、今回の記事は、マルチ（まがい）商法をはじめたお店について書きます。


最近、多いと思いませんか？


婦人服・呉服の小売店さんや、

雑貨の販売をされていたお店や、飲食店のオーナーさんが、

マルチ（まがい）商法をはじめた、またやり出したところが・・・　＾＾；



お店を構えていると、いろいろと義理があるものです。

そんなものだと思います。


で、お得意様が、このマルチ（まがい）商法にのぼせ出すと、

断りきれなくなることもある・・・


こういう場合は多いのではないでしょうか？



小売店の最前線では、例外もあることでしょうが、

どこも今は販売不振になっているとしたものです。


しかし、売り上げの数字を確保しないとならない・・・



で、義理で、このネズミに関わらざるを得ないと・・・


このネズミの人脈によって、お店の売り上げの面で

いくらかでも足しにはならないものか・・・

という淡い期待を持ってしまう・・・　　＾＾；


こんなもんじゃないでしょうか？



それでいい場合もあるかもしれませんね。

義理で話が済めばね。


しかし・・・


本当に、深刻なことは、

「このネットワークビジネスは儲かる！　本物だ！」

と本気で思いだしたら大変です　　＾＾；


従業員さんも、その家族も、大迷惑なことになるのです。



こんな感じでしょうか？


「どうせ会員になったのなら、駄目もとで勧めてみるか・・・

　元はとり返さないとな」

くらいに思って、知り合いに勧めてみたりするのです。



すると・・・


売れるではありませんか。　＾＾；



実は、マルチ（まがい）商法は、最初は、

過去のお店の方の人脈で、簡単に売れることがあるのです。


親戚とか、得意さまに、そのマルチ（まがい）の会社の製品を

勧めると売れるのです。


義理で売れるのです。


これが続くと、お店の人は、兎角、こう思いがちなのです。

「これは売れる！　本物だ！」と。

「もっと力を入れよう！」と。


しかし、所詮は義理で売れていたに過ぎないことが多いので、

直ぐに、他の人には、なかなか売れないような現実に

直面することになるのです。


ここで見切りをつければ、さほどのことでもないかもしれませんが、

最初に売れただけに、新しい販路があれば・・・

と淡い期待を持ってしまうのです。　＾＾；


こうなると厄介なことになるわけです。


この辺りになると、製品を売るときに、

「凄いビジネスで、本物！」とか言って販売していた手前、

引くに引けないようなことになっているかもしれませんね。　＾＾；



しかし、こういうことを続けていると、実は、客層も悪くなってくるのです。

そんなものです。


まともな顧客が、嫌味を言うこともなく、

そのお店から離れていくものなのです。


「あそこのお店に行くたびに、あのネズミを勧められるのよ。

　最近では、電話でもしつこく勧めてくるのよ。」


こうなるわけです。


これが、深刻な問題なのです。


そして、顧客がマルチ（まがい）商法をやっているような人ばかり・・・

もしくは、その比率が非常に高いお店になってしまうと・・・


もうこうなると、抜け出すことは大変でしょうね。　＾＾；


マルチ（まがい）商法ではなくても、和牛商法だったりとかね。　＾＾；



こうならないうちに知っておいて頂きたいことは、

お店がマルチ（まがい）商法をしていると、

信用度で、悪い評価を下されることがあることです。


以前に読んだ本に、こういった趣旨のことが書かれてありました。

確か、信用調査会社か銀行関連の本だったと思います。


「社長が、マルチ商法にのぼせていたら、要注意」

と書いてあったと思います。



真吾オジサンは、こういう社長さんを知っております。

進物関係の二代目の社長さんなのですが、

マルチ（まがい）商法にのぼせたのです。


その二代目社長曰く

「こっち（マルチの会社のこと）を本業にしようと思っているのです。」


真吾オジサンが、進物の方の景気はどうですか？と聞くと、

二代目社長は

「貸し渋りにあっております・・・」


貸し渋りにあっているから、マルチ（まがい）商法をするのか、

マルチ（まがい）商法にのぼせているから、貸し渋りにあうのか。


そのあたりは知りませんが、

どちらにしても、このマルチ（まがい）商法にのぼせている限りは、

貸し渋りから抜け出せないように思うのですが・・・　　＾＾；



銀行から借り入れをされていらっしゃるお店の方は、

マルチ（まがい）商法なんかをしては駄目ですよ。


今まで、少しずつ築いてきた信頼・信用度が、

ガタガタになる可能性も否定できませんよ。


目先の、義理で売れたに過ぎない商品の利益よりも、

もっと大きなものを失ってしまうかもしれませんよ。


まあ、関わらないようにするか、

もしくは、会員に義理でなっても、人様には勧めないことです。



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