日本人が時代の空気に流され易いことについて。

リンク・フリーです。


さて今回の記事は日本人が時代の空気に流され易いことについて書きます。


先日、日経の記事で

「巨大迷路がイケアや大病院に　あのテーマパークは今」

というのがありました。



最近の学生さんとか、２０代くらいの若い方はお金の使い方が

非常にシビアなので、もしかしたら、

バブル期前後にこういうものがあちこちに作られたことを

不思議に思われるかもしれませんね。　＾＾；



でもこういう施設の開園前後は

マスコミも騒ぎ立てたもんだったように思いますね。


世間もこういうものの登場を歓迎していたような

時代の空気のようなものもあったように思いますね。



この構図って、ゴルフ場でもいえますよね。

「どこにこんなにゴルフをする人がいるのだ・・・」

というくらいにあちこちにゴルフ場ができましたもんね。



別に真吾オジサンは環境保護団体のように環境が云々という

説教臭いことを書くつもりもないのですが、

こういう施設ってよほどの差別化ができているとかでないと、

あんまり作り過ぎたのはどうだったか・・・？

と思っております。



永続的に運営できないと駄目ですもんね。

そうしないと借入金とか、預託金が返せない不義理に

そのうちになってしまいますもんね。



その時々の時代の空気があって、

「時代の波に乗り遅れるな！」

となって、こういうことになった面も否めないように思いますね。



設備投資の金額が、まあ知れた金額なら

こういうことで失敗しても、速やかに撤退もできるのでしょうけれど、

ある程度の金額になってしまいますと、

引くに引けないようなことになって、

ますます赤字を垂れ流し続ける・・・


こういう構図が多いですよね。



身の丈にあったことがいいんですよ。

個人でも、企業でも、お役所でも。　＾＾

せいぜいが、多少の背伸びくらいで止めておくのがいいんですよ。


人間のすることなので、誰でも予想外のことが起こることになるんです。

なので失敗もするわけですね。


でも失敗といっても、

些細な失敗もあれば、大失敗だってあるわけですね。


この大失敗の方は避けたいですよね。


こう思いますけれどね。



でも、日本人って、

どうも一つの方向にざあっと流れる傾向が

強いように思いますね。



「若い人は個性的で云々」

こういうことを聞いたりもしますけれど、

あれって本当かな？って思っております。


若い人でも変わるところはないように

真吾オジサンなどは思っているのですが・・・



なので、日本人はある意味、大失敗もし易い面もあるように思いますよ。

皆で渡れば怖くないで、あちこちにこの大失敗があるようなことになった・・・

テーマパークしかり、スキー場しかり、ゴルフ場しかり、

第３セクターしかり・・・


考えものですよね。　＾＾；



今日書いた記事のことを、若い方には

特に記憶しておいて頂きたいですね。



貴方の周囲でマジョリティ－な考え、

マスコミが騒ぎたてていること、

役所が力を入れようと・入れていることなんて、

どれも本当のところ、虚ろなもんなのだということは知っておいて下さいね。


こういうことに流されるばかりですと、

貴方に大失敗がそのうちに待っているかもしれませんからね。　＾＾



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