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リンク・フリーです。


さて今回の記事も金融機関との付き合い方について書きます。

今回はリスケ(返済条件の変更)について書きます。


このリスケ(リスケジューリング)というのを御存知でしたか?

返済条件の緩和のことですね。 ^^


最近のことでしたら、このリスケのことをお考えになられた

中小零細企業のオヤジさん・おふくろさんも

本当に多いのではないのかと思うんですよ。



「毎月毎月の返済額の負担を少しでも楽にしたい・・・」

こういう気持ちになられることは、借入をされた御経験のあるかたでしたら、

誰しも一度は思われたことはあるのではないですか? ^^



事業をされておられると、いいときもあれば

どうにも苦しいときだってあるとしたもんですよね。


まあ躁鬱病みたいなもんですよね。 ^^;


こんなもんですよね。 ^^



で、このどうにも苦しいときに、

「銀行さん・信金さんに返済の条件を緩和してもらえないものか・・・」

とこういう気持ちになるわけですね。



このリスケに関しても、「社長! 銀行の手口と戦い方を教えます」

(村本観著)という本に出ております。






リスケ(返済条件の変更)に応じる銀行の真意とは

-リスケは死刑台に登らされたも同然だ


■ 銀行はリスケを歓迎していない


リスケジューリング(以下、リスケ)とは、

返済条件の緩和を指します。

たとえば、業績の悪化で資金繰りに苦しむ中小企業が、

長期借入金に対する毎月の返済額を

100万円から50万円に下げてもらうよう、

銀行に対して交渉して認められることを、

リスケと呼んでいます。


近頃では、リスケ要求はそれほど珍しくはありませんが、

銀行は基本的にこれに応じたがりません。

毎月返済額を減らせば当然ながら貸出期間が長くなります。

ひどいケースになると、元金はおろか

毎月の利息返済額にも満たない少額しか回収できなくなります。


銀行にとっては、元本と金利が合わさって

はじめて返済を受けたという扱いになるのです。

元本だけ、金利だけの返済は銀行実務上、

正常な返済と見なされず、

そうした貸付は「要注意債権」に分類されます。

要注意債権になれば、銀行は所定の貸倒引当金を積まなければならず、

それだけ利益が減ってしまいます。


ただでさえ金融庁から厳しい指導を受けている銀行が、

自己資本を食い潰しかねないリスケに対して、

消極的なのは当然です。


特殊なケースとして、リスケを勝ちとっている中小企業もあります。

担保余力が十分な企業、特殊技術を保有しているなど

将来性が豊かな企業に対しては、

銀行もそれ相応の処遇をしてくれるのです。



■ 「行きはよいよい、帰りは怖い」リスケ


繰り返しますが、銀行は基本的にリスケをやらない立場です。

延命にはなるが、最終的に相手先企業は潰れると考えます。

それにリスケをやるとその情報は取引先にパーっと広がるものです。

リスケをやった会社は信用を落とすでしょう。

銀行はそれも知っています。


しかしながら、担保余力や特別な技術力がない企業に対しても、

銀行がリスケに応じることがあります。


すぐに倒れられては困るからです。

いま潰れられると担保からの回収も十分にはできない。

そんなときは、とりあえず延命させておいて、

取れる資産、押さえる債権がないかどうかを必死に探します。


銀行は基本的に会社を助けるためにリスケを承諾するわけではないのです。

ですから、リスケを受け入れてくれたとホッとしてはいけません。


リスケをやれば、その後には、

強引な貸し剥がしが待っている可能性が高いのです。





こういうことだそうですよ。 ^^



なので、上述したようなことになりましても、

少々のことでは銀行に対して、

リスケのお願いには行かないに越したこともないように思いますね。


安直に

「ちょっとでも楽に・・・」

こう思われないことですね。 ^^



逆に

「今こそ頑張って、毎月毎年返済をゆめ遅らせることのないように・・・」

こうされることですよね。 ^^

粛々とただこれを繰り返すわけですね。



こうしていると、こちらから銀行にわざわざ

「貸して下さい」

とお願いに行かなくても、

そのうちに銀行さんの方から

「借りて下さい! 私を助けるつもりで、義理で借りて下さい!」

とか電話がかかってくるようにもなるはずですからね。 ^^



繰り返しになりますが、銀行・金融機関とは

ビジネスライク関係こそ望ましい関係であると思いますね。 ^^


貸し過ぎ・借り過ぎの不幸な構図にならないように

お互いの注意が必要だとも思いますね。 ^^



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