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リンク・フリーです。


宝石のユーザーさんって、

真吾オジサンに言わせれば、所謂、通の方って少ないように思っているのです。


このブログをご覧の宝石の業者さん、

そう思われませんか?  ^^;



それどころか、ある程度、商品知識を持っているユーザーさんを

敬遠すらしてはいないですか、本当のところ。 ^^;



具体的に書きましょうね。 ^^


ある宝石・時計の卸の営業マンが、

超高級時計を仕入れるように勧めてこられたのです。


結構なポジションにいらっしゃる営業マンの方です。


ウン百万円の腕時計です。


このウン百万円の腕時計は、所謂機械式の腕時計なのです。


値段だけのことはあって、

「OH~,Wonderful !!!」

なのです。


カッコいいわけです。 ^^


なので、こちらがうっとりとその腕時計に見とれておりますと、

「脈あり」

ということで、卸の営業マンは盛んに勧めてもくるわけです。 ^^;



真吾オジサンはこういうときには、その製品の製造プロセスのことを

あれこれと頭の中で考えることにしているのです。 ^^



これを買っては多重債務者になりますので、

買わないと決めていても、こういう場合には目の前にある製品の

製造のプロセスを頭の中で考えるのです。


こうすると、まあ冷静にもなれるのです。



でもうっとりとすると、これでも冷静になれないときもあるので、

こういう場合にはさらに製造原価の原価計算を

頭の中で始めることもあるのです。



まあ、大概はこれで落ち着きますね。 ^^



こんなことを思う真吾オジサンですので、

その営業マンの方に、こういうことを聞いたのです。



真吾オジサン 「この製品の素材は何ですか?」

営業マン「ええっと・・・ ステンレスだったかなぁ・・・」

真吾オジサン「まあ、大体はそうですよね、時計は」

営業マン「合金でしょうね」

真吾オジサン「はい。 確か合金はパラジウムとかを混ぜるんだったかなぁ・・・?」


営業マンは、

「おやや・・・、こいつ結構知ってるジャン」

と多少驚いたような雰囲気で、セールストークをやめて、

別のところへ行きました。 ^^;



業者間の取引でも、事情に疎いと煙にまかれることなんて、

日常茶飯事ですからね。 ^^;


この営業マンの場合は、

遠慮なく書きますと、多少、煙に巻いてやろうというところも

あったのでしょうね。


今、高級時計はなかなか動かない製品ですからね。


※ 動かないといっても、故障ではないですよ。

   売れにくいということです。  ^^;



こんな調子の業者さんが、卸に限らず、

小売店の方にも多いので、

もしかしたら、この通が多くないことに繋がっている・・・? ^^;



これは高級時計を例にして書きましたが、

宝石でも同じことですよね。



どう処理した宝石であるとか、販売の現場でおっしゃる方は

実際のところ、あんまりいらっしゃらないですもんね。



「利口な消費者は嫌われる」

ということに世間はなっていると思うこともあるのですが、

これは真吾オジサンに言わせればよくないことだと思いますね。




まあ、またその「利口な消費者」というものは、

その知識をこれ見よがしに言いたがる方も多いですからね。


また兎角、徳性の方は具わっていないようなことになっていて、

図々しいことを言い出したりもするもんですからね。 ^^;



そういうお子様的な関係ではなく、

業者さんと通のユーザーさんとが大人のいい関係を築くって方が

いいように真吾オジサンなどは思うのですけれどね。




「どう押し込むか」と

「どう値切り倒すか」

という関係ではなくね。 ^^;



何の世界でも、通という方はいらっしゃるものですし、

通の方は、通の喜びというものをご存知ですもんね。

通であることが、その方の自慢であり、誇りにもなっていますもんね。




宝石業界は、こういう方を増やす努力も必要だと思いますね。



値段のことを言い過ぎる宝石の御愛用者の方が多いのですが、

これはある面、宝石業界が通のユーザーを育てていないから

そうなっている面もあるように思いますね。



本当の通は、あまり度を越して値段は言わないもんですからね。

仕事に対する理解もある方のはずですからね、

本当の通の方でしたらね。



通の喜びというものは、しかとあるはずです。

こういう通の方の受け皿になれるよう

宝石の業者さんの工夫も必要だと思いますね。





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