宝石業界の変わり難さについて。

さて、今回の記事は、宝石業界の変わり難さについて書きます。


このブログをご覧の宝石業界の方、

宝石の業界って、変化が遅いように思われませんか？

他の業界に比べてね・・・



何故、こうなっているのか？


原因は多くある様に思うのですが、

その一つには流通経路の長さにあるように思います。


それぞれの段階で、情報の遮断があるのも、その一つではないかと思います。


サプライチェーンでは、こういう点では強いですよね。



宝石の業界は、良かれ悪しかれ、

いまだに、それぞれの経験と勘を頼りにしている面が多いように思います。


真吾オジサンは、こういう経験と勘を頼りにして、仕事をされておられる方も

決して嫌いなわけでもないですし、軽視しているつもりはないのですが、

こういう場合は、その個人の才覚によって、

業績が大きく左右されるように思います。


上手くいっている場合はいいのですが、長い間にはそうでもないときも

どうしてもあるように思います。


この点、個人の才覚に依存することの比較的少ないサプライチェーンなどは、

安定という面では、安定していると思います。



実感として、様々な情報は、それぞれの段階で、

－意図的ではないとしても－

相当に歪められているように思います。

川上に伝えられる場合でも、川下に伝えられる場合でもです。


真吾オジサンなどは、露骨に、煙に巻こうとされることも多く経験しました。　＾＾；



でも、こういう関係を続けているようなところでしたら、

目を広げてみると、もうダメでしょうね。


情報を共有できる・共有するに値するビジネス・パートナーと

未来志向のことを考えるべきです。


大震災後ですので、思い切って、こういう方向に舵を切るのもいいのではないでしょうか？


他の進んだ業種がどれだけ情報を重視しているのかを、

宝石の業界の方は、もっと知った方がいいように思いますよ。



展示会にしたところで、人が集まっていないでしょう？


こうなっているのは、顧客の声を聞いていないからだと思いますよ。


また、情報に対する軽視も、その一つにあるように思いますよ。

仮に、情報を持っていたところで、

業者さん同士で共有するには至っていないところにも、

問題がある様に思います。


これではね・・・


喩えは悪いのですが、

マルチ（まがい）商法よりも情報を軽んじている・共有できていないと思います。



マルチはマルチなりに、

－所詮は、歪んだ情報に過ぎないのですが－

情報を持ち、会員同士で共有しております。


どうにも困った連中なのですが、

この情報を共有している強さというものはあるように思います。


宝石業界は、正確な情報を、業者さん同士で共有できる関係に進めるべきです。

今後は、この点も大切なことのように思います。



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