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さて、今回の記事は、日本の金について書きます。


ジュエリーコーディネーター検定3級の本に

この「日本の金」と題されて書かれているところがあります。

短い文章ながら、話のネタくらいにはなりそうなので

引用させて頂きましょうね。





日本の金


マルコポーロの旅行記にも出てくるように、

日本は昔から有名な産金国でした。


最初は河原に堆積した砂金を、椀かけして集めたものが中心で、

源義経の話に出てくる金売吉次は、砂金を取り扱っていました。


その後、金鉱脈が採掘されるようになり、

戦国時代以降の武将の資金源になりました。

甲州や佐渡の金鉱山です。


これらは、花崗岩マグマと関係した鉱脈だったり、

第3紀層という、地質時代としては比較的新しい地層の中に、

発達した石英脈でした。


外国の金鉱脈には、もっと古い地質時代の地層の中に

発達しているものがたくさんあります。



最近、金鉱脈の成因について、新しい考え方がでてきました。


地質学的には第3紀よりももっと新しい第4紀層

(現在まで続いている地質時代)の中で、

火山の活動で金鉱脈ができるという考えです。


この新しい考えをもとに探鉱して新しく発見され、

話題を読んだのが、菱刈鉱山などの新発見の金山です。


金の含有量が大変高く、したがって採算性のよい金山です。





こう出ておりました。



「椀かけ」は「椀がけ(わんがけ)」とも言いまして、広辞苑には、

「砂などから重い金属を選別する方法の一。

 椀に砂をとり、水を加えて揺り、砂や岩石粉を外に出して、 中央部に金属を残す。

 金属の有無や品位の検定に用いる。

 かつて砂金採取で行われた。」

と書いてあります。



「金売吉次」は「かねうりきちじ」と読みまして、これも広辞苑に出ております。

「奥州の黄金を京で商って長者になったという伝説的人物。

 鞍馬で知り合った牛若丸を平泉の藤原秀衡(ひでひら)のもとに

 連れて行ったとされる。」

と書いてあります。



甲州の金は、武田信玄が確か力を入れていたように記憶いたします。


昔の大河ドラマの「武田信玄」で、信玄の軍勢の中に、

「穴掘り衆」だったか「むかで衆」だったか、よく覚えていないのですが、

確か金山を掘る人達が、戦になると敵のお城を攻略すべく、

穴を掘って、敵のお城を攻めるシーンがあったように思います。


※ 記憶違いの場合には、真吾オジサンの老化に免じてご容赦のほど。 <(_ _)>




ついでに、菱刈鉱山のことも知っておきましょうね。 ^^


 ウィキペディア 菱刈鉱山

 住友金属鉱山株式会社  菱刈鉱山



日本の金のことを調べると、興味深いことが多いですね。 ^^


今も昔も変わらず、金に振り回される人のドラマもあってね。



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