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さて、今回の記事は、真珠のテリについて書きます。
ジュエリーコーディネーター検定3級の本に、
真珠のことも勿論書かれてあるのですが、
そこにはこう書かれてあります。
引用させて頂きますと、
1) 人類と真珠
人類と天然真珠のかかわりあいは太古の時代から続いております。
それは現存する様々な民族の伝承、神話、そして文献に
必ず真珠が登場するのを見ても裏付けられます。
古代インドの神話によれば、
神への供え物として
大気は虹を、
火は流星を、
大地はルビーを、
海は真珠を贈り、
その虹は後光になり、
流星は灯火、
ルビーは神の額を飾り、
真珠は神の心に飾られたといいます。
旧約聖書や新約聖書にも真珠の話はたくさん出てきます。
「天国は良き真珠を求める商人の如し、
値高き真珠一つ見出さば、
往きて所有物をことごとく売りてこれを買うなり」
(マタイ伝13章)
日本でも古事記や日本書紀あるいは万葉集などの最古の文献に
「しらたま」「あわびだま」「まだま」などの言葉で頻繁に登場します。
「しらたまを、てにとりて、みるのすも、いえなるいも、またみてももや」
(万葉集巻第20)
とこういうことが書いてあります。
なかなかいいことが書いてありますよね。 ^^
今も昔も、人は真珠の美しさにうっとりとした訳です。
神さえもこの美しさに、どうもうっとりとしたようですね。 ^^
聖書では、宝石関連のことばが多く出てくるのですが、
それらは神の最高の引き立て役としても登場しているように思います。
逆説的に言えば、それだけ人(神?)の心を魅了していたことの表れだとも
言えるのではないでしょうか? ^^
まあ、このあたりの是非は知りませんが、
人も(神も?)、うっとりとしたのは、
真珠の場合でしたら、「テリ」を外してそれを語れるはずもないように思いますね。
真珠のあの色の原因は三つあるのです。
干渉色・実体色・下地色。
この三つだそうです。
干渉色。
これはコガネムシの色でも言われますよね。 ^^
シャボン玉でも言いますよね。 ^^
真珠にもこの干渉色があるのです。
炭酸カルシウムの小さな決勝が何百枚、何千枚と積み重なっている構造によって
その構造そのものが色を作りだすのだそうです。
なので、干渉色は、構造色ともいうのだそうです。
真珠の干渉色の場合は、
ピンクとグリーンの二つです。
実体色。
これは先ほど書きました炭酸カルシウムの結晶は
一枚一枚たんぱく質のシートで包まれているそうなのですが、
このたんぱく質も色を持っている訳です。
これが実体色。
これは貝それぞれが出す色素によるものです。
地色ともいいます。
クロチョウ真珠のブラックや、
アコヤ真珠やシロチョウ真珠のゴールド、
淡水パールの様々な色はこの実体色です。
で、最後の下地色なのですが、
実は真珠は、「真珠層」といって、先ほど書きました
炭酸カルシウムとたんぱく質が層状になっているのです。
この真珠層が半透明なのです。
これがあるために、下地色が生まれるのです。
真珠層と、養殖真珠の挿入にた核の境目に付近に
しばしば真珠層とはことなる層があるのです。
有機質層は黒褐色で、稜柱層は褐色となっているのです。
これらの色が透けて見えるのが、下地色な訳です。
アコヤ真珠のナチュラル・ブルーは、この下地色の色なのです。
これらが、ブレンドして、真珠のテリとなっている訳です。 ^^
これが、今も昔も変わることなく、
人も神をもうっとりとさせた真珠のテリの秘密な訳です。 ^^
お持ちの真珠をご覧になられるときは、
今日の記事のことを、ぜひ、想い出されて下さいね。
また、今日の記事に書きましたことを、どうぞ、ご記憶のほど。 ^^
ご記憶されておられるますと、
きっと真珠の美しさが、主観的には
何割かは増すことにもなると思いますからね。 ^^
宝石メモ・ブログ 阿波の大真珠について。
宝石メモ・ブログ カテゴリ【宝石関連】(タイトル名も分かります)
宝石メモ・ブログ 関連キーワード
さて、今回の記事は、真珠のテリについて書きます。
ジュエリーコーディネーター検定3級の本に、
真珠のことも勿論書かれてあるのですが、
そこにはこう書かれてあります。
引用させて頂きますと、
1) 人類と真珠
人類と天然真珠のかかわりあいは太古の時代から続いております。
それは現存する様々な民族の伝承、神話、そして文献に
必ず真珠が登場するのを見ても裏付けられます。
古代インドの神話によれば、
神への供え物として
大気は虹を、
火は流星を、
大地はルビーを、
海は真珠を贈り、
その虹は後光になり、
流星は灯火、
ルビーは神の額を飾り、
真珠は神の心に飾られたといいます。
旧約聖書や新約聖書にも真珠の話はたくさん出てきます。
「天国は良き真珠を求める商人の如し、
値高き真珠一つ見出さば、
往きて所有物をことごとく売りてこれを買うなり」
(マタイ伝13章)
日本でも古事記や日本書紀あるいは万葉集などの最古の文献に
「しらたま」「あわびだま」「まだま」などの言葉で頻繁に登場します。
「しらたまを、てにとりて、みるのすも、いえなるいも、またみてももや」
(万葉集巻第20)
とこういうことが書いてあります。
なかなかいいことが書いてありますよね。 ^^
今も昔も、人は真珠の美しさにうっとりとした訳です。
神さえもこの美しさに、どうもうっとりとしたようですね。 ^^
聖書では、宝石関連のことばが多く出てくるのですが、
それらは神の最高の引き立て役としても登場しているように思います。
逆説的に言えば、それだけ人(神?)の心を魅了していたことの表れだとも
言えるのではないでしょうか? ^^
まあ、このあたりの是非は知りませんが、
人も(神も?)、うっとりとしたのは、
真珠の場合でしたら、「テリ」を外してそれを語れるはずもないように思いますね。
真珠のあの色の原因は三つあるのです。
干渉色・実体色・下地色。
この三つだそうです。
干渉色。
これはコガネムシの色でも言われますよね。 ^^
シャボン玉でも言いますよね。 ^^
真珠にもこの干渉色があるのです。
炭酸カルシウムの小さな決勝が何百枚、何千枚と積み重なっている構造によって
その構造そのものが色を作りだすのだそうです。
なので、干渉色は、構造色ともいうのだそうです。
真珠の干渉色の場合は、
ピンクとグリーンの二つです。
実体色。
これは先ほど書きました炭酸カルシウムの結晶は
一枚一枚たんぱく質のシートで包まれているそうなのですが、
このたんぱく質も色を持っている訳です。
これが実体色。
これは貝それぞれが出す色素によるものです。
地色ともいいます。
クロチョウ真珠のブラックや、
アコヤ真珠やシロチョウ真珠のゴールド、
淡水パールの様々な色はこの実体色です。
で、最後の下地色なのですが、
実は真珠は、「真珠層」といって、先ほど書きました
炭酸カルシウムとたんぱく質が層状になっているのです。
この真珠層が半透明なのです。
これがあるために、下地色が生まれるのです。
真珠層と、養殖真珠の挿入にた核の境目に付近に
しばしば真珠層とはことなる層があるのです。
有機質層は黒褐色で、稜柱層は褐色となっているのです。
これらの色が透けて見えるのが、下地色な訳です。
アコヤ真珠のナチュラル・ブルーは、この下地色の色なのです。
これらが、ブレンドして、真珠のテリとなっている訳です。 ^^
これが、今も昔も変わることなく、
人も神をもうっとりとさせた真珠のテリの秘密な訳です。 ^^
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また、今日の記事に書きましたことを、どうぞ、ご記憶のほど。 ^^
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